ストロベリー、ラズベリー、クランベリーのベリー三兄弟による果実味が凝縮した、甘酸っぱい香りがあります。それでいてフレグランスのような高貴な一面も出しつつ、後からヨーグルトのニュアンスも感じられてほんのり甘いです。どちらかというと赤系果実どっさりなのに結構複雑さがあるのが面白い印象です。 ブルーチーズを載せたクラッカーだとさらにエレガントに変化します。大学芋せんべいも良し。奥深くなって、スモーキーさまでいかないけどモクモクはしてる雰囲気に。でも味わいは濃い旨気質で美味しいです。 気になったのは何だか茎感が少ないところでしょうか。後から少しは現れるのですが、余韻とともに引き出されてるだけの感じ。渋みは少なめで、膨らみは中程度です。 そしてもう一つ不思議なとこ、それはチリなのに香りの種類がフランスっぽいところ。上手く表現できませんが、それもまた面白いです。 香りの変化は弱めで少し平坦な印象はありますが、自己をキープしてるかのような特徴があって力強いです。そんな意外性も、ある意味美味しいですね(^^) そんな感じのワイン。

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