帰省時に、最寄駅のデパ地下で購入した、実家飲みワイン。 百貨店のワインショップか、定番ばかりで、お値段も定価ばかりなんだろうなあ… でも周りにワインショップもないし、ここで買うしかないか… と思っていたのが大間違いでした。 商品のほとんどにセールタグ。本当に安いんかい？と思ったら、わりとネット最安ショップ並のお値段。 極めつけは、サヴァニャンのマセラシオン…だと？ ここで買わなきゃ男が廃る！ ドメーヌ・デュ・ペリカンの、アルボワ・サヴァニャン・マセラシオン・ペリキュレール。 おそらく初紐のジャケール100%です。 濃い白ワインとオレンジワインの中間くらいの色調。 外観どおり醸し感はそこまで強くありません。 グラスに注いだ瞬間から、溢れ出る果実とミネラルの香り。 アプリコットだけではなく、柑橘系もしっかりと感じられ、フレッシュさを存分に楽しめる。 香りは複雑で、黄色い花のブーケ、フレッシュハーブ、樽由来の甘いスパイスなどが感じられます。 生き生きとした酸に、力強いボディ。 ミネラルとタンニンの協奏による長い余韻。 最後に舌を刺激する僅かな苦味。 香りを嗅いだ瞬間に、素晴らしくて笑ったのは久しぶりでした。 棚から取るときは最後の1本でしたが、翌々日も補充されず… いや、油断ならないショップです（笑）

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