Zélige Caravent Marie Galante 2014
ゼリージュ・キャラヴァン マリー・ガラント

お気に入りのZélige-Caravant。 最近見かけないので寂しい。 レンガ色を帯びた薄いルビー色。濁りあり。 酢酸、野イチゴ、梅、サフラン、木の根、ナツメグ。 アタックは軽めでおとなしい。 酸味が控えめのアセロラドリンク。 芯には木質系の香りがある。 タンニンはスムースで、余韻はやや短い。 アルコール度数も低く、日本の造り手だとヒトミワイナリーの赤に近いイメージ。 空き瓶：419g コルク：46mm（天然） インポーターサイトより。 テロワール 石灰石、粘土砂 ブドウ栽培 土壌を耕作する、オーガニック農法（エコセール）、ビオディ ナミ農法（ディメンター）、手摘み 醸造 ブドウの茎をすべて取り去る。天然酵母。コンクリートタンク で12ヶ月間発酵。上部を少しかき混ぜる。ほんの少しだけ硫黄 を加え、最後にマロラクチック発酵をする。濾過はしない。

ゼリーグ・キャラバンのマリー・ガラント。サンソー100%です。初紐！ 薄く土っぽいルビー色。 初日はビオ香が強いですが、2日目以降はミントタッチの赤系果実が元気に香ります。軽やかですがナチュールらしく持続性のある香り。 シナモンのような甘い香りが混じり、飲み口にもキャラメルがかすかに感じられます。 筋の通った綺麗な酸に、親しみやすい果実味と、適度なスパイシーさ。 厳格さではなく親しみやすさに振ったこの感じ、ガリオッポやフレイザを思い出します。 ゼリッジは私がナチュールを飲むきっかけとなった造り手なので、思い入れがあります。 また浜松町に行きたい。