Travaglino Campo della Fojada Riesling
トラヴァリーノ カンポ・デッラ・フォヤーダ リースリング

2017。良いです。 香りは、青いリンゴ、アプリコット、ちょっとライチ、ムスク、ローソク、ペトロール香も微かに。ゴールドが入る色調、綺麗な北方系の縦に伸びる酸に、ボリュームを感じるオイリーな感じ、バランスよくて、かつ力強い。抜栓後一週間でもへたらなかった。 ロンバルディアはオルトレポのリースリング、量販店で、2千円以下のセールプライスだったので、事前情報無し、なんとなく珍しくて気まぐれで試してみましたが、当たりでした。もし、ブラインドで飲んだら、「ずばり、アルザスのリースリング。ボリューム感があって品もあるし、余韻もあって、それなりの畑、もしかしたらグランクリュ、価格は3〜5千円くらい」と言ってしまいそう。 ほんと、まんまアルザスリースリングのいいやつ、でした。まあ、より豊かな中域のボリューム感とアフターの北イタリアらしい苦み、は違うといえば違うのですが。 温暖化の影響などで、こと欧州のテロワールは、昔とイメージが変わりつつあるのかも。自分のイメージですが、北イタリアは比較的その恩恵を受けていて、シャンパーニュ→フランチャコルタ、アルザス→これ、みたいなオルタナティブが成り立ちやすくなってるような印象があります。うーん、我ながら適当なこと言ってんな…いつもとおり、良い感じのほろ酔い加減で今日も幸せです。

リースリング・レナーノというラインガウ原産の品種らしい。酸味が弱く、果実味や蜜感はあるものの私にとってはやや甘い。 お店のポップでは、これぞ真のリースリングとまで謳っていたが、正直そこまでのものとは思えない。アルコールの感じが弱く、美味しい葡萄ジュースの味わい。 よく分かんないけど裸像シリーズ（笑） 阿佐ヶ谷にいます。

ゴールデンウィーク最後は何度かリピートしているこちら。 日常に戻るため、アッサリさっぱりした白。休み明けもがんばろう。

2015年の誕生日は家で。しっかりした果実味。薔薇の花束と苺のデザートと。