味わい |
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香り |
ワイン名 | Terra Valentine Pinot Noir |
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生産地 | USA > California > Sonoma |
生産者 | |
品種 | Pinot Noir (ピノ・ノワール) |
スタイル | Red Wine |
2018/05/14
(2006)
価格:3,000円 ~ 4,999円(ボトル / ショップ)
2006 テラ・ヴァレンタイン ピノ・ノワール ロシアン・リヴァー・ヴァレー ソノマ カリフォルニア/USA 抜栓初日は赤果実優勢のジャミーな風味。いかにもカリフォルニア的なボリューム感のあるピノの印象でしたが、2日目に大変身! ラフになぐり書きされたデッサンのようなワインのフォルムが、いつのまにかシャープな輪郭線に置き換わっているような変化です! 外観は、透明感のあるガーネット。オレンジのトーンが入り始めたところで、見た目の熟成も始まりかけたところ。 香りは、初日のややシンプルな赤果実系から一変して深みと複雑さのある黒い果実中心にシフト。 枯れきっていないフルーツのドライネスと濃い紫の花のような芳しさがワインに深い艶を与えているようです。イイですねえ! 実にイイですねえ‼︎ ブランデー漬けのブラックチェリーやクレーム・ド・フランボワーズ、プルーンのブランデーのような強くて官能的な香りがどんどん立ち上がるのと同時に、ドライフィグや乾燥させたポルチーニ、シャンピニオン、腐葉土、錆びた鉄、薔薇のドライフラワーなど、複雑な香りのピースも際限なく増えていく感じに(笑) 味わいは、滑らかでミネラリーな冷涼感が……美味しいに決まっているじゃありませんか⁉︎ これ以上書くのは野暮というもの。ひたすら、その美味しさに浸りたくなります♪ 最近、なんだか似たような印象のワインをいただいたな? と、vinicaの検索機能で「官能的」というワードでフィルターにかけてみたら、やはりカリフォルニアの、フィリップス・ヒルのピノ・ノワール(4月23日投稿)がヒットしました。 やはり初日は重たいカリピノで、2日目に激変と書いていますが、香りや味わいの感じや変化の仕方 までよく似ています。ちなみに、初日は途中で寝落ちして、ワインを開栓したまま一晩放ったらかし、というところまでソックリです(苦笑) 「官能」という名前のワインに官能が感じられず、次に開けたワインが官能の塊だったみたいな“ワインあるある”なお話でした☆ 【以下追記】 ※書き忘れましたが(画像も載せ忘れ)、このワインにはマイルス・デイヴィスの『Sorcerer』と『Nefertiti』という双子のようなアルバムを合わせています。 エレクトリック移行前、アコースティック期最後のとてもノワールなふたつの作品。 2日目以降のこのワインの味わいの深みを噛みしめるのに、実に相応しい音楽だと思います。魂の深いところに刺さってくるようなディープインパクトを感じるワインとジャズの組み合わせ。素晴らしい☆ ※抜栓5日目 ほんの少し残してあった澱がらみのとこらをいただきました(ヴィノロック=ガラス栓で常温放置)。ピノ・ノワールらしさが微塵もなくバローロキナートみたいな強い香りと味わい⁉︎ 澱が美味しい!
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お家でカリフォルニアピノ とてもリラックスです。
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