Tenuta Benedetta Unico di Benedetta
テヌータ・ベネデッタ ウニコ・ディ・ベネデッタ

3.50

1件

Tenuta Benedetta Unico di Benedetta(テヌータ・ベネデッタ ウニコ・ディ・ベネデッタ)
味わい
ボリューム軽い
重い
タンニン控えめ
強い
甘みドライ
甘い
酸味まろやか
シャープ
果実味スパイシー
フルーティ
香り

    基本情報

    ワイン名Tenuta Benedetta Unico di Benedetta
    生産地Italy > Sicilia
    生産者
    品種Sangiovese (サンジョヴェーゼ)
    スタイルRed Wine

    口コミ1

    • 3.5

      2018/11/07

      (2015)

      エトナDOCエリアの畑(標高800m)で作るサンジョベーゼ。 大変エレガント エトナに畑を買ったときにブドウか既に植えられていたそうです。 「ネレッロ マスカレーゼだよ」と聞かされたらしいのですが、ラボで調べて貰ったら「サンジョベーゼです」と判明したとの事でした(笑) 外観はやや透明感のあるチェリーレッド。 若さと涼しさを感じる香り。 チェリー、ラズベリー、バラを主体に、ナツメグやリコリスが仄かに香る。 熟してはいるが張のある果物の香りイメージ。 鉱物的なミネラルのニュアンスで、全体的に明るくカラリとした感じだ。 アタックは爽やかで滑らか、ドライだ。 香りの印象同様、果実味は熟しているがクロッカンなチェリーのようで甘酸っぱさが広がり、爽やかな酸が甘さを抑制し、最後まで持続する。 トスカーナのサンジョベーゼとは、やはり果実味が違う。 明るく赤系である。 トスカーナのは黒系ベリーが感じられるが、これには無い。 酸も爽やかで豊富だが、キャンテイの力強さではなく、グリップはあるが何処か優しさがある。 例えるならビーノ ノービレの酸か? フルボデイだが、引き締まった果実味と爽やかな酸がアルコールの高さを余り感じさせない。 味わいの中盤から、熟度が高く緻密だが若さのあるタンニンとほろ苦さがグッと現れ長い余韻と共に持続する。 このアフターに持続する固さとほろ苦さ、芯のある味わい(アルデンテの様な!)が、 エトナDOCの地域性を表現している様に思われる。

      テヌータ・ベネデッタ ウニコ・ディ・ベネデッタ(2015)