Seguin Manuel Corton Charlemagne Grand Cru
ドメーヌ・セガン・マニュエル コルトン・シャルルマーニュ グラン・クリュ

私の最近のお気に入りです。 サヴィニー村に1720年に創立した老舗ドメーヌのセガン・マニュエル 跡継ぎ問題でドメーヌの存続が危ぶまれたのを2004年にボーヌで10世代続く名門シャンソン家が買い取りティボー・マリオン氏の所有になり大資本傘下でドメーヌは生まれ変わります。マリオン氏は2009年ブルゴーニュで唯一の「最優秀若手醸造家」の栄誉に輝いています。 セガン・マニュエル コルトン・シャルルマーニュ2011年 この前飲んだ同ドメーヌのクロ・デ・ムーシェにはRecolte Vinifie Eleve et Mis En Bouteille Par Seguin-Manuelつまり収穫・醸造・熟成・瓶詰めはセガン・マニュエルによるとしっかりラベルに記載ありクロ・デ・ムーシュはドメーヌもののようですが、このコルシャルはこの前飲んだ同ドメーヌのバタールと同じELEVE ET MIS EN BOUTEILLE PAR SEGUIN MANUELとのみありおそらく買い葡萄を自社醸造熟成したものです。 台風のおかげで午後休業にしてランチ 持ちこみは久しぶりの北野のMです。 アミューズで 冷製桃のポタージュ！ この時期のもはや風物詩 抹茶とセロリのアイスを落として二度美味しい(^o^) ハリイカにアボカドのソルベ 冷製仕立てトマトも爽やかな一品 スッポンのコンソメソース スッポンと蓮根のパテにフォアグラ入り 夏の滋養ですね美味しっ 4時間火入れした鮑に肝ソース ヨモギ麩を添えて 口中あふれる鮑の旨味と肝の苦味磯の香りです 羊肉のローストイチジク添えで 私は羊肉が大好きです。 デザート 桃のコンポートに香草のジュレ ルバーブのタルト 桃のアイス コーヒーでフィニッシュ 淡いイエロー粘性トロリ まずはレモンリキュール洋梨の果実味のたっぷりとした甘味 その後口をすぼめるような酸味と鉄板を舐めたような金属的なミネラル感が襲いかかってきて 余韻で塩分含むアミノ酸系の旨味が波状にくる まさにコルシャルの波状攻撃！ 濃いい果実の凝縮感あって11年GCコルシャル果実味完全に花開いている味わいですがしっかりとした酸味とミネラル感でコルシャルを主張しています。 この直球勝負の熟成感や造りも奇をてらわずコルシャルという枠にきっちり入ったテロワールの表現。 王者の貫禄ゆとりを感じて好感度大きいです。 これよこれ、こういうのをコルシャルというのよ という体験を具現化してくれるありそうでなかなかない稀有な造り手と思います。 と真面目にレビューした後にハイ！今から3行だけアホになります なんで牛めしないん？キムカル丼ムリ？ なんでや！田舎もん思って馬鹿にして！ え？ここ銀座松屋？…紛らわしいわ(>_<) 今日の名言 まじめさは浅はかな人々の避難所に過ぎない。 オスカー・ワイルド

またまたヴィンテージ 今日はいい日だ！！！