Rocche dei Manzoni Barbera d'Alba La Cresta
ロッケ・デイ・マンゾーニ バルベーラ・ダルバ ラ クレスタ

1つの銘柄の1つのアンナータを飲み続けて、そのワインの一生を知る。 大好きなマンゾーニのラ クレスタ2007をストックして飲み続けて来ました。でもこれが最後の一本。11年経過して、やや酸が緩み始めてきました。 赤や黒の多様な果実、アールグレイに、しめじ、八角、薬草。リーデル ソムリエブルに負けない焦点、未だ強いタンニンとアフターに焦がしカラメルも。 絶頂期を経て、終焉に向かう哀愁に目を細めながら。

芳醇な味、香り豊か

久々のブショネ。

マンゾーニは、飲み頃まで瓶熟してから出荷する、飲み頃にも責任を持つ、ピエモンテの良心。 バローロ地区で、最初にバリックを使ったのが、マンゾーニのヴァレンティーノさん。そのバリックを、バルベーラに上手く溶け込ませた、ラ クレスタです。これまでの2007が抜群のCPで、2010もケース買い。σ(^_^;) 安定した旨さです。果実が若くみずみずしい。野生のキノコ、なめし皮、ヨードも。わずかに浮くバリックは、さらに熟成で落ち着くはず。 今日は、豚とアサリとフレッシュトマトのキタッラ。旨味があって、バルベーラとも好相性。 フォトのグラスラックは、めちゃ重宝です。

松茸バルベーラ。信州から今日届いた、大きな松茸を炭火で炙る。芳しい秋の香り。合わせるのは、マンゾーニのバルベーラ・ラ・クレスタ2007。8年の歳月を感じない若いカシス、加えてトリュフや森の香り、なめし皮、鉛筆も。舌の上では、濃醇。豊かな酸が優美。ホクホクの松茸を屠りながら、バルベーラを流し込む。ああ夢心地。

ロッケ・ディ・マンゾーニ バルベーラ・ダルバ ラ・クレスタ 2007 モダンバローロの父と言われ、豪華絢爛な空間でオペラを聞かせながら熟成させているようですf^_^;熟成庫の天上とか凄すぎます(汗 すごく濃いアロマ(スミレっぽい)・果実味・抽出でスワリングしたグラスが紫に色づきます。(飲んだ後の舌も黒くf^_^;) 開栓直後はバルベーラ100%らしく、この濃さに打ち勝つぐらいの酸味が目立ちすぎてましたが、2日目はタンニンとのバランスとれてボリューム感豊かで美味い(^^)3日目の印象もあまり変わらず。(ただし温度が上がってくると酸味が勝ち気味にはなってくるかな。) 2000円以下で入手できたのはラッキー☆ ここのバローロ、バルバレスコ飲んでみたくなりました(^^) おこワインに対抗して、たこワイン？f^_^;？