Poggio al Sole Seraselva
ポッジョ・アル・ソレ セラセルヴァ

2.50

2件

Poggio al Sole Seraselva(ポッジョ・アル・ソレ セラセルヴァ)
味わい
ボリューム軽い
重い
タンニン控えめ
強い
甘みドライ
甘い
酸味まろやか
シャープ
果実味スパイシー
フルーティ
香り
  • ブラックチェリー
  • カシス
  • プルーン
  • 紅茶
  • ミント
  • なめし皮
  • コーヒー
  • 鉄

基本情報

ワイン名Poggio al Sole Seraselva
生産地Italy > Toscana
生産者
品種-
スタイルRed Wine

口コミ2

  • 2.5

    2021/06/21

    (2000)

    価格:3,000円 ~ 4,999円(ボトル / ショップ)

    2000 ポッジオ・アル・ソーレ IGTトスカーナ セラセルヴァ トスカーナ/イタリア 日曜日のワイン。 金曜日から始まったサッカーのヨーロッパ選手権、ユーロ2020の開幕戦に勝利したイタリアチームに敬意を評して、遅ればせながらイタリアワインを開けることにしました。 カウンターの数字が正しければ、これが2222本目、ゾロ目ポストのワインです‼︎‼︎ ポッジオ・アル・ソーレは、キャンティ・クラッシコ・エリアのタヴァルネッレ・ヴァル・ディ・ペサに在する生産者。 初めていただく作り手さんなので、ちょっとお勉強。 スイス出身のジョヴァンニ・ダヴァズが、1990年に興したワイナリーとのことなので、このワインはちょうど10年目の作品ということになります。 ワイン名のSERASELVAはどうやら造語のようですが、SERAが「夕方」、SELVAが「森」の意味ですから、なんとも詩的なネーミングですね♪ 完熟したブドウの果実味と美しい酸、ガレストロ土壌ならではのミネラルが調和した、「エレガントなスタイルのワイン」が特徴の生産者、とのことなので、なるほど!と思わされる命名です。 最近の同名のワインは、カベルネ・ソーヴィニョン中心の力強さに傾いたつくりのようですが、2000年のセラセルヴァはメルロー60%、カベルネ・ソーヴィニヨン40%と、ボルドー右岸的な品種構成。 外観は、ポムロールのワインを思い出す、深いガーネット。 エッジに微かにオレンジのニュアンスがありますが、21年前のワインとしては、見た目の熟成感は皆無ですね。 ちなみに、2000年のキャンティエリアの出来栄えは、ガンベロ・ロッソによれば4ボトル(5ボトル満点)の良年。 また、同年はベルギー&オランダの共同開催でサッカーのヨーロッパ選手権、UEFA EURO 2000が行われ、ジダン擁するフランスが、延長ゴールデンゴールでイタリアを退け、劇的な優勝した年でもあります。 ワインに話を戻すと、香りはプラムやカシス的な落ち着いた黒果実に、硬い石のようなミネラル、スースーするミンティなニュアンスがあり、ボルドー的でもあり新大陸的でもあり…という印象。 一瞬、ヴィアデア(VIADER)というカリフォルニアのボルドータイプのワインを思い出しました。 もっとも、そのカリフォルニアのワインは、カベルネ・フランがメインで、メルローはほとんど使われていないはず…(*_*) 口に含むと、とても滑らかですね♪ スムーズでシルキー! そして、とにかく酸がキレイで、豊かな果実味はその優雅な酸を引き立てるためにあるような味わいのバランス。 角の取れたミネラルがワインのバックボーンを支えていて、これは品種云々で考えるワインではなく、テロワールを味わうべきワインだなと、飲み手に迫ってくる感じです。 フランスでも新世界でもなく、イタリアの存在感‼︎ 回りくどい書き方になりましたが、このワイン、とても上質なキャンティ・クラッシコっぽいんですよ(笑) 味わいの中心は、柔らかさを伴ったエレガントな酸にあり、品種構成から予測されるそれとは、かなり違うように思います。 ブラインドでいただいたら、サンジョヴェーゼと真っ先に答えそうな味わいです。 今回のユーロは、ベルギー、フランスという、攻守ともに傑出した選手が犇く「タレント軍団」が優勝候補の両翼で、スーパースターのいないイタリアチームは、ドイツ、イングランドあたりと並ぶ二番手グループという見立てでしたが、こういうポジションの時のイタリアって強いんですよね…。 何故か、そんなことを考えてしまったワインでした。 ※投稿が何故か消えてしまったみたいです。私にとって大切なポストなので、再投稿します。

    ポッジョ・アル・ソレ セラセルヴァ(2000)
  • -

    2016/05/09

    (1996)

    ポッジョ・アル・ソレ セラセルヴァ(1996)