Olivier Cazenave Montagne Saint Émilion La Veille des Landes
オリヴィエ・カズナーヴ モンターニュ・サン・テミリオン ラ・ヴェイユ・デ・ランド

2019 オリヴィエ・カズナーヴ　ラ・ヴェイユ・デ・ランド　モンターニュ・サンテミリオン　ボルドー/フランス 11/28・らりるれメルロー大会@Da Masa 第2のメルローは、澪さんのお友達のSさんから。 ボルドー、サンテミリオン・サテライト（衛星地帯）の、モンターニュ・サンテミリオン産のメルロー100%を全房発酵させた、良年しかつくられないワイン。 なで肩のブルゴーニュタイプで、シンプルなフォントのボトルデザイン…ボルドーっぽくないなぁ⁉︎と思ったら、ブルゴーニュの醸造家とコラボした、ブルゴーニュを意識したワインなのだそうです。 少しワイルドな香りから始まる、ボルドーの力強さが前面に出た味わい。 凝縮感はありますが、濃厚ではなく緻密、ボディの強度は、出張った骨格ではなくしなやかな筋肉に支えられている印象です。 エレガントという言葉を使うのは躊躇しますが、自然派そのものといった素朴さは感じません。 しかし、これが土地柄というか、テロワールなのでしょうか？ 赤との好相性が「定理」となっている、ボルドーの郷土料理、牡蠣のベーコン巻きとのマリアージュは、予想通りの完璧さ。 あまりに完璧な相性すぎて、ほかのメルローがまったく合わなくて、2度ビックリしました(笑) Sさん、美味しいメルローをありがとうございました。

メルロー会 澪さん、澪さんのお友達のSさん、iriさん、僕の4名で Sさんの持ち込み 自然派モンターニュ・サンテミリオン 熟したラズベリーを磨り潰したようなアロマに絡むクローブやレザー、シダの香り、若干の腐葉土や馬小屋のニュアンス 力強いアタックで凝縮した果実味 しなやかな舌触りですが、タンニンも強く流石はボルドーという酒質でした。 牡蠣のベーコン巻きというボルドーの郷土料理と良く合いました。 面白いことに、他4本のメルローにこの料理は合いませんでした。 郷土性というのは面白いですね(*^ーﾟ)