Newton Red Label Claret 2003
ニュートン レッド・ラベル クラレット

2003 ニュートン・ヴィンヤード ナパ・ヴァレー ・クラレット　ナパ・ヴァレー カリフォルニア/USA カリフォルニアの秀逸なピノ・ノワールをいただいて勢いがついたのか、ナパのボルドーブレンドを飲んでいます。 ユニッチさんに連れて行っていただいた荻窪の酒屋さんで購入しましたが、何と2003年が2000円台後半と、おそらくリリース当時の値段のままですよ∑(ﾟДﾟ) ニュートンの赤ラベル、ナパ・ヴァレー・クラレット。品種がバックラベルではなく、%付きでエチケットに記載されているのは珍しいですね⁉︎ メルロ60%、カベルネ・ソーヴィニョン24%、カベルネ・フラン11%、プティ・ヴェルド5%…とても右岸的な品種構成です♪ エチケットには、もうひとつ重要な情報が記されていて、見落としそうになるくらいの小さなフォントで、アルコール度が15.1%であることが表示されています。 このワインも現在では作られていないワインですね。 現在では、ラベルデザインはそのまま、「スカイサイド」というブランド名で、品種にシラーが加わったこともあり、クラレットではなく「レッド・ブレンド」という名前になり、産地もナパ・ヴァレー からソノマ・カウンティに変わっているようです。 そう言えば「メリタージュ（メリテイジ）」というボルドーブレンドを指す言葉も、最近、あまり見なくなりました(*_*) 液漏れなど、見た目でわかるダメージは一切なく、コルクも健全で問題なく抜栓。 外観は、意外に若々しい濃いガーネット。エッジにはキレイな赤み。ラルムもキレイに揃い、アルコール度の高さ、粘性の高さを伺わせます。 香りは、プラム、カシス、リコリス、ブラックペッパー、シガー、シダー、ミント、ミルク、きな粉、小豆…確かにメルロ中心のボルドーブレンドという印象。 口に含むと、スムーズな口あたりで、柔らかく厚みのある程よく熟した黒っぽい果実味。やはりメルロの比率の高さを感じますが、ピリッとスパイシーな風味や適度なタンニンによる骨格の強さも感じ、カベルネ系の力強さも感じます。 樽感は控えめに効いていて、余韻も長く上品…この価格でこのクォリティ、なかなかのものだと思います。 スペックや全体の印象からは、ボルドーで言えば、もろ右岸のイメージですが、実は最近いただいた、サンテステフのCH.ラフォン・ロシェを思い浮かべました。 左岸なのにメルロ比率の高いワイン、または、右岸なのにカベルネ比率の高いワインと言われると、ああやっぱり！と頷いてしまうような仕上がりですね(笑) 香り、味わいともに、心配していた熱などのダメージもなく、適切な保存がなされていたワインのようで安心しました。 ユニッチさん、素晴らしいお店をご紹介いただき、誠にありがとうございました\(//∇//)\

11年の時を経て。 ボルドーと似てるせいか、ニューワールド特有のパワフルさや甘やかさが取れ、エレガントな面持ちに。 個人的に左岸な印象。 カリフォルニアでこんなに寝かしたものは、正直初めて出会いましたが、LIKE です(o´∀`)b