Moris Morellino di Scansano Riserva
モリス モレッリーノ・ディ・スカンサーノ リゼルヴァ

鞣し革　赤系果実の香り しばらくすると樽由来の甘い香り サラッとしているがしっかりとした味わい、 酸は軽く、適度なタンニンと後からくる甘さ、 しっかりとした余韻。 爽やかながらもしっかりとした芯のあるワインでした。

2004 モリスファームズ　モレッリーノ・ディ・スカンサーノ・リゼルヴァ　トスカーナ/イタリア ヴェネトの陰干しワインが瞬殺となり、続けて開けたのはトスカーナのサンジョヴェーゼ中心のワイン。 モレッリーノはサンジョヴェーゼのシノニムで、ブルネッロとかプルニョーロ・ジェンティーレに相当するもの。 知名度で言えば、キャンティ＞キャンティ・クラッシコ＞ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ＞＞＞ヴィーノ・ノービレ・ディ・モンテプルチアーノ＞＞＞＞＞モレッリーノ・ディ・スカンサーノ…ぐらいの感じになるかと思います。 実は私も今回初めていただきますが、中身は、2007年にDOCGに昇格しただけあって、州内の親戚筋に劣るものではなく、いい勝負ができそう⁉︎ という感触を得ることができました(笑) 2004年と、収穫から16年を経ていますが、グラスに注がれたワインは、エッジにほんの僅かなオレンジの兆候がある濃いガーネット。若々しく凝縮感のある見た目です。 ラルムはなかなか降りてこず、液面の少し上に涙を溜め続け、脚と呼ぶのに躊躇いを感じる状態が続きます。粘性は高いに決まっていますね(苦笑) 香りは、ブラックベリーやブラックチェリーのような、少し酸を感じる黒果実が優勢。何と特定しにくいのですが、スパイシーな風味も強いですね♪ 口に含むと、しなやかな果実味とキレイな酸、抑制の効いたタンニンが良いバランス。 古酒と呼ばれでも当たり前の経年ですが、外観・香り・味わいのいずれにも、古酒感はまったくありません∑(ﾟДﾟ) 2004年ではなく2014年だったか？とエチケッタを確認したくなるレベルのフレッシュさを保っていますね♫ 偉大な親戚筋に比べると、ちょっとだけボディは軽め、酸強めの方向に転んだようなエレガントなワインという印象を受けます。 サンジョヴェーゼらしく、飲めば飲むほど「渇く」感じが強くなり、どうにもならないほど肉が食べたくなる特徴も、ちゃんと備わっています。 余韻は長く、硬質なミネラルの存在を感じるキレのあるフィニッシュ。 いやいやいや、美味しいじゃないですか！ しかし、サンジョヴェーゼとひと口に言っても、いろいろなタイプがあってそれぞれ個性的、実に楽しませてくれますね٩( ᐛ )و

ちょっと奮発して♪

イルアオヤマで青ちゃんセレクトワイン。

ﾁｬｰﾐﾝｸﾞな味わいです。

成熟度が高く、引き締まったサンジョヴェーゼといった感じがします。ちょっとスパイシーなニュアンスもありました。