Mongeard Mugneret Echezeaux Grand Cru Vieille Vigne
モンジャール・ミュニュレ エシュゾー グラン・クリュ ヴィエイユ・ヴィーニュ

この日の赤その3、モンジャールミュニュレのエシェゾーV.V.2002年です。 こちらも昔に比べて遭遇しにくいワインとなりましたね。 これまでのワインと比べてスケールがグッと大きくなります。味わいの多重さは流石エシェゾー、といったところか。

ワインクィーン誕生日ワイン会、例年軽い赤枠ですが、今年は課題がポルチーニ茸のリゾット、で、軽い赤かロゼか濃い白という枠となりました。 私はマリアージュは無視気味に飲みたいピノノワール を。まさに飲み頃でした。買った頃はモンジャールミュルレのエシェゾーはまだ比較的お値打ちで一万円きってたのですが、今じゃいくら？ですね。困ったものです。

エシェゾー グラン・クリュ VV 1999 ドメーヌ モンジャール・ミュニュレ 抜栓直後から妖艶な香りを放ったと思えば、わずか5分でお眠りです。以降全くの反応なし ２日目仕事で泣く泣く諦めて３日目です。 プルーンにキノコ、森の下草、枯れたような熟成香に似つかわしくない豊かな酸味とミネラル、そしてスパイスのようなアタックが広がります。遠くにブランデーのような香りもあります。 粘性は中等度でサラリとした感触です。 タンニンもまろやかになりつつありますが、まだまだ果実味との一体感はありません。旨味が引き出されるのもこれからでしょうか。 友人が遊びに来たので久しぶりの家飲み 酔っ払って調子に乗って開けまくりでした(ToT) もう2〜3年"Stay Home"のエシェゾーでした

グランクリュの偉大さが香りから。 果実を自然にワインにした感じ。 味わいも酸が高いがやはり自然。

2002年と言うよりは2003年的な完熟感のエシェゾー。 ドライフィグ、ナツメグ、萎れた薔薇、複雑な香りが拡がる。 芳醇な果実み。 落ち着いた酸味。 余韻の心地好い冷涼な印象は2002ヴィンテージらしい。

延長戦の2本目はモンジャール・ミュニュレのエシェゾー VV 1989でございます。 コート・ド・ニュイでも随一の顔の怖さを誇る生産者。 意外と優しかったりするのでしょうか。 モンジャール・ミュニュレのエシェゾーVVはもう生産されません。 売却してしまったのです。 ヴァンサン自身も思い入れがあったであろう、ドゥ・ドュスの単一区画のエシェゾー。 平成元年のドゥ・ドュス、主催者も絶賛のエシェゾーはいかがでしょうか。 やや錆色を含むルビーガーネット。 円熟を迎えた果実の風味でクリーンな味わい。 キノコや土の香りにほうじ茶のようなニュアンスが混じっている。 酸味、果実味ともに健在でアフターには僅かに黒糖系の風味を感じる。 これは素晴らしい熟成を経たエシェゾーでございます。 貴重な体験に感謝。

友人宅で。持ち寄りワイン会

コルクワイン会4本目は連続モンジャール。ヴォーヌロマネ十分美味しかったけど、さすがエシェゾー！それもVV。しなやかなシルクが層をなしているかのよう。

赤みがかったルビー色で、エッジは完全にオレンジ色に。枯れたバラ、落ち葉の香り。タンニンは完全に溶け込んでいて、穏やかな赤い果実の味わい。

モンジャール・ミュニュレ エシェゾー特級vv 1989。 エッジにオレンジが見える、濁りのある濃いルビー。 先ほどのシャンベルタンと比べても圧倒的に香りのレイヤー数が多い。沈んだカシス、様々な赤い花、シナモン、紅茶、リコリス、経験不足で表現出来ない香り。非常に上品で生命感が満ちている。 とても自然なアタック。自然な果実味と酸。甘いココアパウダーの様なタンニンがアフターに長く持続。とても美味。 これは香りも味わいも別格。しかも27年前に作られた液体とは思えないほど命を感じる。

お誕生日にプレゼントで頂いたワイン

二本目は自分のとっておき。

2010

香りはやや熟成感あり。色はやや濃いめのルビー色。滑らかなタンニンに程よい余韻。

ここにもモンジャール ミュルレ エシェゾー持ち込んでた^_^;。

やはり早かった。