Littorai Charles Heintz Vineyard Chardonnay
リトライ チャールズ・ハインツ・ヴィンヤード シャルドネ

リトライにしては濃厚な味わいで、膨よかに熟成。 深い黄金色。バナナタルトや蜂蜜、ヴィエノワズリーの香りがわく。密度が高く、ある意味カリフォルニアらしいシャルドネの熟成感。後半は、カスタードやプラリネ的な芳香に満ちる。 テッド・レモンのワインが、こんなに濃く感じるとは、ちょっと驚き。2年前に飲んだ時より、ミネラルが落ち、甘みが立っている。飲み頃を過ぎてしまったか。それともボトル差か。 ちなみに写真2枚目は、昨日リヨンの酒屋からハンドキャリーでやってきたジュール・デジュルネのムーラン・ア・ヴァンたち。5年後にティボーの09との比較ワイン会をしようと思うが、参加希望者はいないだろうな笑（やらないけど）。いまだ日本未輸入？のボジョレーじゃあね。

際立ってミネラリー。果実味を抑えた秀作。 口に含むと初心者でも分かる塩っぽさ。落ち着いてくると、上質のシャブリかシャサーニュのような趣き。後半に向かって少しずつ果実味が膨らんでくるが、全体として抑制の効いたトーン。もっと早く飲んでも美味かっただろうが、今飲むと興味深い発見が多い。 滅多に出なくなったリトライの熟成物。2本買ったので、次も楽しみ。