La Perdida A Chaira
ラ・ペルディーダ ア・カイラ

4.00

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La Perdida A Chaira(ラ・ペルディーダ ア・カイラ)
味わい
ボリューム軽い
重い
タンニン控えめ
強い
甘みドライ
甘い
酸味まろやか
シャープ
果実味スパイシー
フルーティ
香り

    基本情報

    ワイン名La Perdida A Chaira
    生産地Spain > Atlantic Coast > Galicia > Valdeorras
    生産者
    品種Doña Blanca (ドニャ・ブランカ)
    スタイルWhite Wine

    口コミ1

    • 4.0

      2023/06/24

      (2018)

      価格:4,400円(ボトル / ショップ)

      スペインバルでの新人歓迎会。持込ワイン2本目はLa PerdidaのA Chairaです。 これは本当はあまり出したくなかった(家でゆっくり飲みたかった)のですが、スペインの白は手持ちが全くないので仕方ありません。 ただ思い返すと、出張先でペルディーダのワインを初めて飲んだとき、一緒にいた後輩が参加していたので、思い出話ができて良かったです(笑) かなり濃いオレンジ色。 土臭さを警戒しましたが、そのような気配はほとんどなく、セミドライのハーブの香りがブワッと香ります。 派手ではないが芯のある果実味は、柑橘系からストーンフルーツ寄り。 石をかじったようなミネラルが素晴らしい。 料理を負かすほどのパワーを感じたので、ちょっとペアリングが難しかったかな。 やはり注目の生産者であることを再確認できました! ちなみにドーニャブランカは、白の貴婦人と呼ばれるガリシアの地葡萄だそうです。ゴデーリョしか知らなかった… 以下、ネットショップより引用。 ドニャ・ブランカはイベリア半島の北西部、スペインはガリシア地方で栽培されている白ぶどう品種。ドニャ・ブランカとは「白い貴婦人」を意味する。 果皮が厚く、非常に多くのフェノール類を含むので、非常に短時間のスキン・コンタクトでも、ボディに渋み、苦味を与えることのできる白ぶどう。非常に香り高いのだが、酸が欠けているとされるため、ドニャ・ブランカ単一でワインが造られることは少ない。 さらにインポーター資料より。 Dona BrancaはGalicia【ガリシア】での表記スタイル、一般的にはDona Blancaとも言われるローカル品種。非常に澄み切った印象を与えるジュースが特徴で、当時にベジタルで、凝縮した力感を感じさせてくれる個性があります。出来上がるワインの素晴らしさに対して、認知度や評価は完全に過小評価されている品種でしょう。フルーツは全てハンドピックで素手による徐梗。 そして5日間コールドソークの後に36時間以上掛けてゆっくりとプレス。プレス後はステンレスタンクと小型のアンフォラを併用し、バリエーションを持たせた発酵と熟成。小型のアンフォラにはフロールが張り、そのコンテ チーズの様な個性が味わいに奥深い旨味をプラスしています。ハーブやスパイスを散らした桃のカルパッチョを連想させる様な美味しさ。

      ラ・ペルディーダ ア・カイラ(2018)