La Jasse Castel La Jasse

2.50

2件

La Jasse Castel La Jasse
味わい
ボリューム軽い
重い
タンニン控えめ
強い
甘みドライ
甘い
酸味まろやか
シャープ
果実味スパイシー
フルーティ
香り
  • ラズベリー
  • カシス
  • ブラックベリー
  • 杉
  • 黒コショウ
  • アニス
  • 鉄
  • 石灰

基本情報

ワイン名La Jasse Castel La Jasse
生産地France > Languedoc-Roussillon > Languedoc
生産者
品種Syrah (シラー), Grenache (グルナッシュ), Carignan (カリニャン)
スタイルRed Wine

口コミ2

  • 2.5

    2023/09/04

    (2018)

    価格:5,000円 ~ 6,999円(ボトル / ショップ)

    2018 ラ・ジャス・カステル ラ・ジャッス テラス・デュ・ラルザック ラングドック・ルーション/フランス 土曜日のワイン。 ダ・マサで晩ご飯・その5 恵比寿でNZの特別なワインを試飲した後は、西荻の巨匠のお店で晩ご飯。 5杯目は、この日、恵比寿で開かれた試飲イベントに参加した際に、そちらのお店で購入したラングドックのシラーブレンドの赤。持ち込みのワインです。 外観は、ソリッド感のある濃いガーネット。とても凝縮度が高そうに見えますね。 香りは、よく熟した黒果実のエッセンスと…松脂⁉︎ 思わず、口走ってしまいましたが、「ああ、これは野生のローズマリーみたいですね!」と、スーパーソムリエから、やんわり修正が入ります(笑) そうでした、そうでした、購入の際、お店の方からも「ガリグの風味が強い」との説明を受けていましたが、正にその通りの香りです。 「ガリグ(Garrigues)」とは、ラングドックやプロヴァンスといった南フランスの地中海沿岸に特有の、白く乾燥した石灰岩質の荒地のことで、転じて、その地に自生するタイムやローズマリーなど、野生のハーブが放つ独特の芳香を指す言葉でもあります。 口に含むと、まだ若い偉大なワインによくある、ミント混じりのミルキーな風味が広がります。 次いで、黒果実の純粋なエキスのような旨み、硬い石を思わせる鉱物質なミネラル、強度があり伸びやかな酸、きめ細かなタンニンが口の中でキュッとまとまり、堅牢な構造が浮かび上がります。 若いワインですが、滑らかな口あたりでとても良いバランス♪ 頭の中で、あれやこれやと考えてみても、結局は「美味しい!」としか表現できない、素晴らしい味わいだと思います。 つくり手の本拠地は、私の大好きなドメーヌ・レグリエールと同じ、モンペイルーにあるそうですが、よりエレガントなレグリエールとは少し味筋が違う感じで、ラングドックの怪物ワイン、ドメーヌ・ペイル・ローズを初めて飲んだ時のような印象を受けました。 そういえば、どちらも女性がオーナーでワインメーカーという共通点もありますね! ちなみに、こちらのラ・ジャス・カステルの女性当主パスカル・リヴィエールさんは、ラングドックのもうひとつの怪物ワイン、ドメーヌ・ド・ラ・グランジュ・デ・ペールでワイン造りを学んだそうで、一昨年、葡萄畑で亡くなった、グランジュ・デ・ペールのローラン・ヴェイエさんの最後のお弟子さんに当たるのだとか…。 いま、グランジュ・デ・ペールのワインを手に入れようと思うと、かなりの出費を覚悟する必要がありますが、このワインなら1/10未満の価格で入手可能です。 ラングドックといえば、コスパワインの宝庫のイメージもありますが、「怪物」の系譜に属するワインも、ちゃんとお買い得なものがあるのですね(笑) こちらのワインに合わせた締めのパスタとして、ラム肉をたっぷり使ったキタッラをお願いしました。 スパッとエッジの立った、四角い断面のパスタであるキタッラをいただくのは久しぶりですが、何だかシャープな感じがワインと共通していて、めっちゃ合います! 本当にダ・マサさんは、何を食べても美味しいお店だと思いました(夏休みの絵日記風?・笑)。

    La Jasse Castel La Jasse(2018)
  • 2.5

    2017/07/04

    (2014)

    La Jasse Castel La Jasse(2014)