La Croix de Boyd Cantenac
ラ・クロワ・ド・ボイド・カントナック

落ち着いたプルーンやダークチェリー、こなれたスパイス。

熟した果実感と厚みが素晴らしい。

こちら結構珍しいのか、Vinicaでの投稿は実に僅か3件目となるメドック格付第三級シャトーのシャトー・ボイド・カントナック、そのセカンドワインです。 ファーストはこれまで何度か戴いたことがありますが、ファーストと比較すると渋味が少ないテイストですので、もしかすると若木の葡萄が使われているのかもしれませんね。 しかしながら、カベルネ・ソーヴィニヨン61％、メルロー26％、カベルネ・フラン13％というセパージュから受ける印象どおり、力強さとエレガントさが同居していて決してアヒージョにも負けません。 とは言いつつも、どちらかというと造りは女性的で、とても飲みやすい作風で、開栓直後から最後まで美味しく戴くことが出来ました。 また、いつか巡り会えたら嬉しいなと思えるような良い作品ですね。 ご馳走さまでした。

香りが魅惑的で、口に含むたびに変化が。 気難しくもなく、飲み始めから楽しめます。 1時間半ほどで香りは穏やかになり、まったりとした厚い飲み口に大きく変化します。