Léon Beyer Pinot Gris
レオン・ベイエ ピノ・グリージョ

2.50

4件

Léon Beyer Pinot Gris(レオン・ベイエ ピノ・グリージョ)
味わい
ボリューム軽い
重い
タンニン控えめ
強い
甘みドライ
甘い
酸味まろやか
シャープ
果実味スパイシー
フルーティ
香り
  • レモン
  • グレープフルーツ
  • 青リンゴ
  • メロン
  • アンズ
  • 白い花
  • 石灰
  • カリン

基本情報

ワイン名Léon Beyer Pinot Gris
生産地France > Alsace
生産者
品種Pinot Grigio (ピノ・グリージョ)
スタイルWhite Wine

口コミ4

  • 2.5

    2017/09/08

    (2013)

    価格:3,000円 ~ 4,999円(ボトル / ショップ)

    ピノ・グリージョ(グリ)の旅・その4 2013 レオン・ベイエ ピノ・グリ アルザス/フランス オーストラリアから始まったピノ・グリージョ(グリ)の旅。4回目にして「母国」フランスへ戻ってきました。 ピノ・グリはもともとはピノ・ノワールの変種としてブルゴーニュで産まれたはずの品種ですが、16世紀にトルコとの戦いに従事したオーストリアの貴族がハンガリーからの持ち帰ったぶどうを領地のあるドイツのバーデンとアルザスに植えた、という伝説があります。 フルミント種からつくられるトカイ・ワインが国際的な評価が高かった時代ならではのストーリーですが、実際にはブルゴーニュから移植されたものだったようです。 ただ、アルザスにおいては、ピノ・グリからつくられるワインには常にトカイを意識させる名前がつきもので、わたしがワインを飲み始めたころの品種名はTokay Pinot Gris=トケ・ピノ・グリでした。 ヨーロッパでの生産地呼称のルールが整理され、「トカイ」が使用不可となり、2007年4月1日から正式名称がPinot Grisとなるわけですが、今回も枕が長くなりました(苦笑) アルザスのワインは、ワインを飲み始めた頃から大好きで、ゲヴュルツトラミネールやリースリングをたくさん飲みましたが、ピノ・グリは、実はあまり飲んだことがありません。 レオン・ベイエは、派手さはないものの、品種の特性をしっかり反映させた上質なワインの作り手、特にゲヴュルツの名手というイメージですね。 グラスに注ぐと、とても透明感のある明るい麦わら色。粘性は高そうですね。酸度も高そうなキラキラ系の見た目です。 香りは、先ずはザボンとか分担、夏みかんのような内側の皮が白く分厚い和系の柑橘類が思い浮かびます。次いで熟したメロンや花梨、黄桃、白い花、丸いミネラル。 味わいは、とてもイキイキとした強烈な酸と、それ以上にピチピチした果実味のシナジー効果。さらにそれを上回るスパイシーな尖んがった刺激! 素晴らしくヴィヴィッドな味覚に胸が熱くなります。 これは素晴らしいワインです。 舌の能力不足で個々の名前を上げられず、「スパイシーな」としか言いようのない刺激的な余韻が長く続く素晴らしいフィニッシュは、過去のアルザス体験ではなかったもの。 もっと早く出会っておくべきでしたが、この味わいが以前の自分には理解できるのかどうか、いささか自信がありません。 今になって、ようやく出会うべくして出会ったのだと考える方が、合理的で精神衛生上もよろしいですね。そう思うことにしましょう(笑) さて、次の目的地ですが、このままフランスを掘り下げるのが? それとも、この企画の原点となったイタリアへ移るのか? 少し思案中です。旅の計画というのは、こういう時間も含めて、なかなか楽しいものですね☆ ※食事中、なぜかシャンソンが話題になり、娘が聴いたことがないというので、久しぶりにエディット・ピアフのCDボックスを引っ張り出してみました。 ラ・ヴィ・アン・ローズ、素晴らしいですね! たとえ録音が古くても、ピアフの唄は魂を震わせる美しさ、力強さ、そして儚さを感じます。人生は歌のごとく、歌もまた人生のごとし。セ・ラ・ヴィでございます♪

    レオン・ベイエ ピノ・グリージョ(2013)
  • 2.5

    2018/05/02

    (2016)

    レオン・ベイエ ピノ・グリージョ(2016)
  • 2.5

    2017/02/16

    (2004)

    レオン・ベイエ ピノ・グリージョ(2004)
  • 2.5

    2014/12/27

    (2012)

    レオン・ベイエ ピノ・グリージョ(2012)