Kmetija Štekar Pinot Draga
クメティエ・シュテッカー ピノ・ドラガ

No1454

ピノ・グリージョ（グリ）の旅・その53 2012 クメティエ・シュテッカー ピノ・ドラガ ゴリシュカ・ブルダ プリモルスカ/スロヴェニア オーストラリア→カリフォルニア→アルザスとつながった旅は、イタリアのお隣り、オレンジ・ワイン天国、スロヴェニアを目指します。 ワイナリーは、ここ1〜2年、日本でも知られるようになったクメティエ・シュテッカー。 流行りの(苦笑)オレンジワインをつくる新しい生産者かと思いきや、ワイナリーとしての記録を1672年まで遡ることのできる歴史ある作り手でした♪ ワイナリーの所在地、スネザトノ村の属するゴリシュカ・ブルダ地区はイタリアのフリウリに隣接しています。 ちなみに、ブルダとは丘を意味する言葉だそうで、イタリアにまたがるこの丘は、フリウリではコッリオと呼ばれている白ワインの聖地ですね♫ さて、フリウリと地続きの丘でつくられるこのグリ/グリ、どんなワインでしょうか？ まず、外観は褐色のトーンが入ったルビー。白ワイン(笑)よりは赤ワイン、オレンジワインというよりはアンバー(琥珀)ワインと呼びたい色調です。 透明感はありますが、よく見ると細かい黒っぽい粒子の存在が認められます。なるほど、これが色調のアンバー感にひと役かっていそうです。 香りはフランボワーズ、特にバラを思わせるドライフラワー、ヴァニラ、生クリーム(？)、黒っぽいオリエンタルなスパイス、そしてシェリー香。 とてもオリジナルな香りのワイン⁉︎ 一緒にいただいていた次男は、これシェリーの香り？と聞いてきました。なかなか鋭い(^o^) オロロソみたいな褐色系のシェリーにスパイシーさを加えた、長く熟成させた紹興酒みたいな香りがします。 口に含むと柔らかな甘酸っぱい(甘くはないですが…)フランボワーズの果実味⁉︎ やはり味わいも白ではなく赤の風情ですね(笑) とても熟成感のある熟れた味わいで、ややマデラ化した古酒のニュアンス。 ひりつくようなドライさを感じるワインで、酸もチクチク刺さるような感じで少し刺激的。苦味と渋みの中間のような細かいタンニンの存在感があります。 なんだか矛盾したことを書いてますが、そういう多面性というか、着目するポイントによって表情がコロッと変わるワインだと思います。 このワインを飲んでいて、細かい味わいや香りの違いを超えて、とてもよく似ているな！ と思い出したワイン（もちろんグリ/グリですが…）があります。 ラ・カステッラーダの2011、コッリオ ピノ・グリージョなんですが、質感と後味というか余韻の印象がそっくりなんですよね。 後で調べたら、冒頭に書いたように同じ丘の同じ品種の1年違い(*_*) そりゃ似てるよね‼︎ と自分にツッコミたい気分です(苦笑) ちなみに、スロヴェニアの白品種のマセラシオンは、フリウリのラマートと同じように伝統的なものだそうです。 最近の流行に合わせた軽佻浮薄なものではありませんので、念のため記しておきます☆

フリウリのワイン

職場女子飲み 3 続いてはスロヴェニアのオレンジワイン 初！オレンジワインです〜( ´艸｀)ｳﾚｼｲ 二代目さんのお話では、白ワイン用の白葡萄で 作っているワインなんですよ〜 赤い色ですがは赤ワインと同じに果皮まで つけているんですよ〜〜っ 熱くアツく語ってくださいました！ カキフライは細かな衣でアツアツサクサク♡

ピノグリだったかな。美味しい！

カルネヴィーノ銀座で

@ブルチャーク ３本目 Pinot Draga は Pinot Grigio です。 旨味爆発。スロベニアのナチュールおそるべし。

アルコール14％なのに、アルコール感が少ない。ピノグリージョ。収穫遅め

こんな色だけど白ワイン(オレンジ)。軽くてすいすい。紅茶のような香りも。