K Vintners The Boy
ケイ・ヴィントナーズ ザ・ボーイ

Tasting-11

かつて 『オーボンクリマ』 のジム・クレンデネン氏が注目を集め始めた際、カラフルなアロハに長髪という風貌から "異端児" などとも呼ばれました。 しかしいでたちで言えばこちらはそれ以上。 サングラスに白髪ソバージュ、そしてド派手なＴシャツと輪を掛けて個性的な彼の名は "チャールズ・スミス"。 W&S誌では 『カユース』 のクリストフ・バロン氏、『ダンハム・セラーズ』 のエリック・ダンハム氏と共に、「シラー界の３大ロックンローラー」とも呼ばれる風雲児です。 濃いめのルビー色にグルナッシュ特有のスパイシーさがあります。 酸味はほどほどで果実実がしっかり。 濃いめの味ですが、今回はお肉と合わせたので夏でも全然きつく感じませんでした。 値段以上の味かと言われれば難しいのですが、アメリカのワインっぽくない仕上がり。 どちらかと言えばスペインの良いワインに似ている。