味わい |
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香り |
ワイン名 | Jean Maurice Raffault Chinon Rosé |
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生産地 | France > Val de Loire > Touraine > Chinon |
生産者 | |
品種 | Cabernet Franc (カベルネ・フラン) |
スタイル | Rose Wine |
2023/09/18
(2022)
@ オ コントワール エシェゾー
2018/04/03
花見後にロゼをいただく
2017/08/14
(2015)
価格:1,990円(ボトル / ショップ)
珍しいロゼ 以下ワインショップの解説文 ロワール中流域の赤ワインを産出するとして知られるシノン地区。ジャンヌ・ダルクがシャルル7世を訪ねオルレアン奪回を訴えた際の舞台となったシノン城は、この地区のシンボルとしてつとに有名です。 シノンAOCでつくられるワインのほとんどは、カベルネフラン主体でつくられる赤ワイン。シノンといえば赤です。ですが法律上では、白とロゼもシノンを名乗ることが実は許されているのです。 といっても、2430haほどあるシノンAOCのうち、白とロゼとはそれぞれわずか2%程しか作られていません。なので、市場ではほとんど目にする機会はありません。ただ、当たり前なのですが、生産量と品質は比例するものではありません。ほとんど見かけることのない赤以外のシノンですが、飲んでみると驚くほど美味しいのが多いのです。 今回入荷したシノンの白とロゼもその路線です。 作り手のジャン・モーリス・ラフォーは、1693年以来、14世代に渡り葡萄栽培に携わっている、伝統あるワイナリー。 現当主ロドルフ・ラフォーの父であり先代のジャン・モーリス・ラフォーはシノンの偉大な生産者として知られていました。1973年に実家のドメーヌを引き継いだジャン・モーリスは当時シノンになかった新しい慣習を試みます。まず畑を購入・改修し、たった4.5haだった畑を50haまで拡大。この拡大した畑をジャン・モーリスはテロワールに則して区画ごとに分割し、醸造、そして区画の名前の入ったワインをリリースします。この今日では当たり前に行われている生産方法をシノンで初めて行った改革者としてシノンでも敬意を払われています。 ジャン・モーリスの息子ロドルフは1997年ディジョンの醸造大学を卒業後に家業を引き継ぎ、父親同様シノンのテロワールを表現した優れたワインを生産しています。現在、栽培はリュット・レゾネ農法(減農薬農法)を採用していますが、2016年からビオロジック栽培の導入を開始しました。今後も注目していきたい造り手です。 スタンダードのシノンから、単一区画の上級品まで、様々なシノンをつくっていますが、そして希少なシノン白とロゼも仕込んでいます。まさにシノンのスペシャリストですね。 シノン ロゼ 2015 シノン・ブランよりも見かける頻度は少ない、シノンのロゼ。10haの砂利質土壌に植えられたカベルネ・フランを使用。5分の4は圧搾、残りはセニエ法。低温にて発酵、野生酵母を使用。 さくらんぼの香りがかなり強めです。その他、ピンクグレープフルーツ、すもも、ミントの香り。 かなり繊細なアタック。インパクトではなく、細部に及ぶ徹底したつくり込みによって魅せる、丁寧なスタイルです。毛羽立ちがなく、丸みを帯びまくった酒質。味わいの核には硬質なミネラル分の存在が感じられます。岩清水のごとくクリアーで、しかしながら透明ながらにボディがある。これぞロゼの醍醐味です。 品種: カベルネ・フラン100%
2023/02/18
(2020)
2018/03/21
(2016)