Jérôme Chezeaux Bourgogne Pinot Noir
ジェローム・シェゾー ブルゴーニュ ピノ・ノワール

美味しいけど、香りは不足

土曜日のワイン ゴルフコンペ後の一人三次会は、ワインバー ５１(シンクエンタ ウノ)…赤ワインを一杯だけ飲みたくて行きましたが、週末のスペシャルワインが苦手ボルドーだったので、苦手ながらも最近研究中のこんなピノ・ノワールをオーダーしました(￣▽￣;) チーズプロフェッショナルのマダムのチーズプラトーと、とっても美味しくいただきましたが、ワインの情報無しなのでとりあえず紐付けを！(笑)

やや酸味が強い、アタックがかなりベリー系の香りガツンときて酸の香りが結構強烈。ヴォーヌロマネとニュイサンジョルジュの格落ちらしいですが、結構好みかも。荒くて主張が強い子です。 隣に座っていた方のエトナやピエロパンのお話を聞きながらスワリングしているうちに尖った酸も和らいで少し甘みもでてきて。エトナのおすすめは、ベナンティが良いと聞いたので今度買ってみます。

ほどよい果実味と樽感。いい意味でエレガントすぎず、旨味のACブル。ヴォーヌ・ロマネ、ニュイ・サン・ジョルジュの格落ちをデグラッセとのこと。これで二千円ちょいってあんまない。2013にして澱もたっぷり。ポテンシャルも高そう。

ニュイ・サン・ジョルジュとヴォーヌ・ロマネに畑を所有するドメーヌ、ジェローム・シェゾーのピノ・ノワールです。 色は透明感のある綺麗なルビー、香りは赤いベリー系を中心に華やかに感じます。味わいは、特に抜栓直後は酸が際立っており、タンニンも強く感じられるなかで、価格の安いブルピノにありがち（？）な木の香り（個人的な感想です）があり、どうか…と思いましたが、時間が経過して酸が穏やかになってくるとバニラ、革等の香りも少し感じられるようになり、フレッシュなブルピノとして楽しめるレベルにあるかなと感じることができました。 ただ、ワインに何を求めるかによって、評価の分かれるワインだと思います。 個人的には、店先で見かけた謎のラッピングのワインを、勢いで買ってしまったものでしたが、価格対比で悪くないと思っています。