Henri Boillot Chevalier Montrachet Grand Cru
アンリ・ボワイヨ シュヴァリエ・モンラッシェ グラン・クリュ

春のワイン会は白のメイン系へと移行。 アンリ・ボワイヨのシュヴァリエ・モンラッシュ 2001をいただきました。 色相にオレンジが入っていてPMOが懸念されましてが、香り、味わい的に健全でとても美味しくいただくことができました。 オレンジが入った濃いイエロー。 液中に溶け込んだオーク。金柑などの甘い柑橘。干した杏のようなニュアンスがありニッキも漂う。 酸味はやや強く、いまだに強靭なミネラルがある。ドライで味わいにも強めのオークを感じる。このエイジングにおいてもエネルギーが強く、アフターに残る旨味も豊富。 時間の経過でキャラメルやクリームブリュレが現れる。 最初から開いており昔いただいた飲み手を刺すような厳しさのあるシュヴァリエとは違っておりました。 次は白のメインです。

開けた時、どうしても白ではなくブルピノのような赤い果実の香りが… 不思議だなーと1時間そのままにして、飲む1時間前に再び冷やしました。 さて、ロ タンゴを旦那に任せてグラスに開けた途端、オイリーな…まるで焙煎したマカダミアナッツやアーモンド、ヘーゼルナッツ、胡桃の香り？ そして、煌びやかな黄金の液体✨✨ スワリングすると時の流れに揺蕩う様にゆったりと…グラスに纏わりつきながら揺れる。 まるで後ろの裾の長いドレスを着て回る時の様。 樽香もなかなかだけど、白くてコクのある花、ココナッツ…後はもういくつも感じて読みきれない。 赤い果実の香りも残ったまま、時間の経過につれてもっともっと複雑になっていく。 あっさりした魚より、もったりした脂身のあるネタの方が、より旨味を増して口の中で蕩けて行き、異次元の世界に迷い込みそう✨✨ 我が家で7年間寝かせていました。 この時を待っていた♡ どこまでもパワフル、エレガント、芳醇‼︎ 孤高の天才だけが持つ空気感。 やっぱりアンリ・ボワイヨは素晴らしい造り手です‼︎ 一期一会に大感動しました✨✨✨

飲んだ後の鼻から抜ける芳ばしさがハンパじゃない！(⑅ •͈૦•͈  )꒳ᵒ꒳ᵎᵎᵎ