味わい |
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香り |
ワイン名 | Frescobaldi Pomino Vinsant |
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生産地 | Italy > Toscana |
生産者 | |
品種 | Trebbiano (トレッビアーノ), Malvasia Toscana (マルヴァジーア・ トスカーナ), San Colombano (サン・コロンバーノ) |
スタイル | White Wine |
2021/10/07
(2009)
価格:5,000円 ~ 6,999円(ボトル / ショップ)
2009 フレスコバルディ カステッロ・ディ・ポミーノ ポミーノ・ヴィンサント トスカーナ/イタリア(500ml) 火曜日のワイン。 食後に連れ合いが甘口ワインを所望。一本だけ冷蔵庫に入っていたヴィンサントを開けることにしました。 家族4人で食卓を囲んだ後にデザートワインまで⁉︎ 何という余裕!何というゆとり‼︎ なんて誤解されそうですが、連れ合いの仕事はめちゃくちゃハードで、側から見ていても気の休まるところがなく、おまけに切れ目もなく続く過酷な職業。 仕事をセーブしまくっている私の基準から見ると、明らかにオーバーワークで、そのことの是非を巡って時々口論になるほどです。 そんな連れ合いの、張りつめた神経を鎮め、昂った気持ちを宥めるためには、確かに極甘口ワインのサポートが有効だと思います。 多忙な現代においては、ソーテルヌをはじめとする素晴らしい極甘口のワインは、食卓の中では、かつてのような活躍の場がなくなり、需要が減り続けているとのこと。 個人的には、そのような慌ただしい生活の中でこそ、極甘口ワインが重宝され、輝きを放つ時と場所があるのでは?と思いますが、世間一般からすれば、そうではないようですね。 連れ合いのために開けたヴィンサントを、もちろん私もいただきます。 外観は、輝きが強く琥珀のトーンを帯びた美しい黄金色。 見ているだけで癒されるような、慈しみに満ちた、深い落ち着きのある色合いです。 開けたては、少しケミカルな揮発酸のオフフレーバーを感じましたが、時間が経つとほとんど感じなくなります。 続いて香るのは、アプリコットやマンゴーなどのドライフルーツ、オレンジ・マーマレード、オレンジピールやグレープフルーツの砂糖漬け、微かにシナモン、メープルシロップ、キャラメル。 口に含むと、強烈に濃く甘く、弾力を感じるような分厚いテクスチャ。 コッテリした甘さの中に溌剌とした酸も主張していて、爽やかでイキイキとした味わいです。 極甘口というと、ただ濃厚な甘いだけのワインを想像しがちですが、このヴィンサントは違いますね♪ 甘×酸の強いコントラストがクッキリとした陰影と立体感をワインに与えています。 重厚な甘みと軽やかな酸とは、お互いにその美しさを引き出すようなハーモニーを奏でながら、長く続く余韻を生み出していると感じました。 そして、微かなスパイシーさと、僅かな苦みや塩味といったミネラルのニュアンスを残して、素晴らしい極甘口ワイン体験はフィニッシュとなります。 最後の最後に、締まった硬さのようなものが現れるところが、ポミーノのテロワールでしょうか? とても美しいワインだと思います。 ※昨年、娘からプレゼントしてもらったワイングラス専用スポンジが非常に使い勝手が良く、愛用しているのですが、かなりヘタってきたので交換用を探していました。 娘が購入したお店でも扱いがなくなってしまい「幻」化しかけていたのですが、近くの成○イ○イでようやく見つけました٩( ᐛ )وイェイ
2018/01/14
こってりかと思いきや、くどい甘さはなく上品なはちみつのよう。とても美味しいデザートワイン。
2016/10/27
誰にも言わないでくださいよ、、 『ドルチェが一番美味しかった』 充分、褒め言葉ですけど。
2017/08/20
2017/07/08
2015/09/08
2014/07/05
(2006)