Farmlands Pinot Noir
ファームランド ピノ・ノワール

テーマ別試飲1 ウィラメットヴァレーのピノ オレゴン州は、ブルゴーニュと同じ緯度の冷涼な地域で、世界中でもトップクラスのピノの産地です。その中でも特に優秀とされるウィラメットヴァレーのピノを4本試します！ 色は普通のピノ。ほんの少しだけ紫が強くてほんの少しだけ暗め。 ビオらしい開放感のある香り。スミレ、木、ハーブ、少しインク、赤系ベリー。 ビオ系だけどバランス良くて不思議と安心できる。 後味しっかり。 酸もしっかり。 旨味もハッキリと感じる。比較的、発散的な旨味。 比較的みずみずしい。 味はしっかりしていて、このタイプでは濃い方なんだけど、それでいてみずみずしさや開放感があるところが良い。 南仏に近いイメージ。南仏の、少し濃くてちょっと樽を使ったビオのピノというイメージ。洗練より素朴。 熟成とか変化とかより、既に完成している方。 やっぱり食事と合う。

ヨハンヴィンヤーズ・ファームランズPNウィラメットバレー2015。 コルクの香りを嗅いだ瞬間、初めて飲むこのワインの美味しさを確信。 赤い果実のアロマ、それも酸と熟度の高い完熟系のもの。自然派PNに感じることの多いアセロラ感は必要以上に強くはない。 ウィラメットバレーのティピシテと言ってもいいしっかりとした旨味。タンニンも程よく仄かに甘みも。強目の酸はそういった他の要素とのバランスにより、エレガントさの演出としての効果を発揮している。 2500円程のウィラメットバレーPN(オレゴンではなく)自体が貴重であり、そして名前負けしていない。酸が強目のPNが好きな方がオレゴンPNをチョイスするとしたら間違いなくオススメの一本。

軽すぎて物足りなかった。

オレゴンはウィラメットバレーのピノ。とても綺麗でエレガントな出来。華やかさはそこまでないが、梅のような香りがとてもお上品。

究極の有機栽培デメテール認定ワイン。香り豊かでやさしいフルーティ加減。