Dom. Roulot Monthelie 1er Cru Champs Fulliot
ドメーヌ・ルーロ モンテリー プルミエ・クリュ シャン・フリオ

香り高く華やかでボリューミーということは全くなく、年を経ても静かでミネラリー、白い花に優しい甘味が品の良いモンテリー。重くはないですがそれなりに密度もあります。 ピュリニーやサントーバンの村名あたりと比べると、やや薄く感じる面もありますが、ルーロらしい硬質さがまろやかになって美味しいワインでした。またいただきたいワインです。

TGIFはドメーヌ・ルーロ・モンテリー・プルミエ・クリュ・シャン・フリオ2018を頂きました。 美しいレモン・イエロー。 少しスモーキーなファースト・ノーズにシトラスやハーブ、甘いライム・ストーンなどが香ります。 密度の濃いオイリーな果実味に、決めの細かな酸味が果実味の細部まで行き渡り、それと同時に押し寄せて来る素晴らしいミネラル感。 時間と共に果実のまとまり感が増してきます。 やはりルーロの酸味とミネラルの質感がとても素晴らしく、暑い18年の果実からもきちんと表現されているところはさすがのルーロとうなずいてしまいます。 段々とフレッシュなリンゴ等が立ち始め、綺麗によく香る、香る。。。 素晴らしいの一言です。

週末のブランは、ドメーヌ・ルーロ・モンテリー・プルミエ・クリュ・レ・シャン・フュリオ2011年を頂いてみました。レ・シャン・フュリオはヴォルネイのプルミエ・クリュ・クロ・デ・シェーヌに隣接する畑です。 淡いストロー・イエロー。 ミネラルの風味にホワイト・フラワーが咲き、少しグラッシーなニュアンスも。 果実は瑞々しいレモンやクインス、そしてラムネっぽさも感じます。 柔らかくミディアムな酒質で、後からじわじわと来る塩気。段々と青りんご系の風味と酸味を醸し出し、控えめな複雑味とのバランスも良くなります。 ただヴィンテージ故か果実は少し細めで、ハーブやミネラル、フラワリーさが主なキャラクターでしょうか。 翌日もとても落ち着いた面持ちで、ルーロらしさをそのままストレートに感じる事が出来ました。

今日は本当に久しぶり、神戸の老舗フレンチRにランチコースで。シェフのお任せコース(^o^)。 まずはのどぐろ桜チップで燻製水ナスをひいてキャビア載せ。これは美味しい！おかわり欲しいです(笑)。コロッケ甘えびフライ串刺しで。トマトガスパチョにスポイトのオリーブオイルを入れる演出が楽しい！フランス産オマールエビの前菜マスの子散らして。桃も合わせた酸味の利いたソースで白の甘みが際立って今日一番のマリアージュ(笑)。貝柱とウニとグラチネポルチーニ茸と。バターの利いた王道のフレンチのソース！ワインよりバケットがすすみます(笑)自家製のミニトースト・ミニフランスパン。メインの魚は高級魚メイチダイのソテー。ビーツにカブの葉にカルダモンの3種のソース。ズッキーニ丹波の枝豆にチリメンキャベツを添えて。カルダモンのソースが勝ちますね(笑)。メインの肉の前にカトラリーを選ぶ演出(^o^)。青のナイフ&フォークで(笑)。フランス産鳩。トリュフを使ったソースでジロール茸と。美味しいです。元々ジビエで有名な店さすがの仏産鳩ですね(^o^)。口直しのレモンのシャーベット挟んでミルフィーユマンゴーと竹炭を使ったフィナンシェで。お茶菓子ドライアイスの演出。コーヒーでフィニッシュ。 とにかく美味しいっ！火入れや塩加減そしてソースで味わう伝統的正統派のフレンチ(^o^) 持ち込んだのはドメーヌ・ルーロ・モンテリー・シャンフロー1erCru・2013年。ルーロの珍しいモンテリーの白1erCruです。USAから取り寄せたもの(^o^)。今日開けますすぐ飲みます(笑)。 淡いぺールイエロー。クリスタルな鉱物系のきゅっとした飲み口。酸味はやや抑制気味ですがミネラル感はたっぷり！後半甘い果実味開く感じあいかわらず開けたてはシャイなルーロの白です(^o^)。ムルソーの弟分とも言われるモンテリー。味わいはちょっと上品なムルソーシャルムという感じ(^o^)。少し旨味深みよりあっさりとした余韻ですが充分美味しい白です。 ここRには何年ぶりかの来訪。秋～冬にはジビエで有名な神戸の名店のーつ。あいかわらずのシェフ渾身の美味しい料理ととっておきの持ち込みの白(自画自賛)でした。 あそうそうモンテリーの白と言えばこの間私がですねお江戸カン〇〇ンスでラフォンのやつをですね(ウザ話延々続く)(笑)