味わい |
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香り |
ワイン名 | Dom. Maurice Griss Marion'Les |
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生産地 | France > Alsace |
生産者 | |
品種 | Muscat (ミュスカ), Gewürztraminer (ゲヴュルツトラミネール) |
スタイル | White Wine |
2019/12/16
(2016)
休日。 起き抜けに4日くらい前に開けていたアルザスワインを味見してみる。 本当は、ヘッペンハイムのワイン祭りに行った時に買った、ヘッシッシェベルクシュトラーセ(ドイツで一番小さな特定ワイン生産地域です。)のリースリングを開けようと思っていました。 もう4日もたつし、このアルザスはダメかなぁ~、と。 うん、やっぱ、開ききってます。 でも… 開ききって、水みたいになって消えきった酸味(元々酸味があるワインではなかった。)の中心に、 『私、アルザス出身なんですよっ!』 っていう、甘いお花の香りが強く残っている。 そういや、去年も今年も、アルザス、行かなかったなぁ~、と思い出した。 このワインは、やっぱ、アルザスのベーコンやウインナー、ジャガイモ、キャベツベッコフを煮込んだ郷土料理、ベッコフに合う❗ その味を思い出して、アルザスの思い出のアレコレが、急に思い出されました。 なので… 本当は、勿体ないけどポイしなきゃな、って思っていたこのワイン。 リースリングは開けないで、アルザスを思い出しながら、飲むことにしました。 そうなるとアテです。 パンに挟む用の、エメンターラーを、チビチビ契りながら食べるのが好きなんですが、エメンターラーは味がサッパリしすぎて、アルザスの強い香りに負けます。 これまた大好きな、お子さま用のベビーチーズ。 乳脂肪と酸味が濃くなり、エメンターラーよりは良い。 マヨネーズはどうかな? クラッカーで塩とミネラルを足して… うーん…まぁまぁ。 何を足したら良いかなー? 黒胡椒。 黒胡椒の香りとアルザスのお花の香りは、両極端な味わいで、ちょいワル親父とメルヘンな娘とのギャップがある。 それが繋がると、美味しくなるだろうし、味わいも広がるだろうから、この二人には、是非とも手を繋いでいただきたい。 繋ぎになるお母さんがいるなぁ。 お母さん… で、友人にもらった、イタリアのレモンジャムを足してみた。 ちょっと、歩みよりました(*^^*)。 でも、やっぱ、アルザスのコンテや、ベーコンが、間違いなく合う。 やっぱ、地元の食材やな、 と、改めて感じた朝。 … 楽しかった❤️