Dom. Maldant Pauvelot Cuvée Hisho Pinot Noir
ドメーヌ・マルダン・パヴロ キュヴェ・ヒショウ ピノ・ノワール

日本の樽がどうしたこうした

お歳暮でいただいたワイン。三越伊勢丹が限定で売ってるようですね。 ---------- 北海道産のミズナラ樽とフレンチオーク醸造のワインで、ブルゴーニュ初の日本向けワイン。ショレイ・レ・ボーヌ近郊のブドウを使用。ミズナラ樽由来の白檀や伽羅の香りが特徴的で、フレッシュな果実味としなやかなタンニンが印象的。 --------- 澄んだ輝きのある紫がかったラズベリーレッド。粘性はやや強め。 香りは開いており、華やかさを感じます。ラズベリー、ブルーベリーにスミレ、紅茶、革に血液などの鉄っぽさ。色調や香りからはあまり熟度は高くはないように見えます。 アタックはやや軽くソフトな甘さがありますが、ラズベリーなどの果実味とともに爽やかな酸を感じます。タンニンはサラサラとしている印象なのですが、フィニッシュにかけて舌の奥の方でやや収斂性を感じます。 余韻はやや長めで、口の中に心地よい果実味の後にかすかな樽香を残します。 ブルゴーニュ広域ですし、複雑さなどはないのですが、結構おいしいです。空気に触れさせた方がポテンシャルが出てくる様子です。 ちなみに、キャップシールが蝋なのですが、いつも普通に切ろうとしてボロボロにになってしまうという感じだったのですが、ググってみたらそのままいきなりスクリュー刺すのが正解なんですね（笑）知りませんでした。

頂き物。

デキャンタに移して一時間くらいすると香りも味わいも超フルーティ、さらに味わいにはアマローネみたいなレーズン感もあります。酸味は結構感じた。 翌日、酸は収まるがフルーティも、弱くなって・・開栓一時間が一番華やかでした。 置いておいたらどう変わるかなぁ。