Dom. Christophe Chevauxドメーヌ・クリストフ・シュヴォー

元々は1966年、ベルナール・シュヴォーがヴォーヌ・ロマネ村に拓いた小さなドメーヌ。そこで彼はDRC社勤務の傍ら、休日や夜間に細々とワイン造りを続けてきた。彼の息子で四男のクリストフは1992年よりプリューレ・ロックで修行を積み、2001年に父のドメーヌを継承。30年間DRC社の正社員として栽培・醸造の両面で同社の礎を築いてきた父から学んだ栽培と醸造、そして実際にロックで携わってきた栽培と醸造、彼はそれらほぼ全てを取り入れ優しくしなやかなワイン造りを目指す。栽培はリュットレゾネに取り組むが、醸造中に酸化するリスクを軽減する為、必要最小限のSo2のみ添加。「とにかく畑を耕して耕して、土に空気を取り込むこと。それが基本中の基本で、かつ最も大事なこと。除草剤も殺虫剤も必要ない」と彼は語る。因みにシュヴォー家はクリストフの母も元DRC社員、三人の兄達も現役DRC社員というワイン造りのエリート一家。