Croci San Bartolomeo
クローチ サン・バルトロメオ

『No.972 良い意味でのザラつき』 妻が職場の研修で、いい言葉と悪い言葉をそれぞれ投げかけると、花の育ち具合が変わる…ということを勉強してきたそうで。んでもって、宿題に…と、食パンを二枚用意し、ジップロックに入れ、一方にはいい言葉や優しい言葉を、そしてもう片方には口汚い言葉をそれぞれかけて、どうなるかを見てみようとのことで。 良い言葉は妻と娘が、口汚くののしるのは自分がそれぞれ担当。 食パンに口汚い言葉を投げかけるのは妙に楽しい。ただ、娘がまねをしないようにこっそり言わなきゃだ。結果が楽しみ。 そんな今夜の夕飯のメニューは… ・ハンバーグステーキ ・野菜のグリル それにご飯と味噌汁といった具合。我が家一押しのトップバリューのタスマニアビーフのやつ。やったね！そして今夜はイタリアのクローチのサン・バルトロメオ2015年をお供に。自分の中で肉祭りと言えばクローチの赤と決めている。肉っ気たっぷりのハンバーグにはピッタリではないだろうか…たぶん。バルベーラ60％にボナルダ40％…うーむ、セパージュを見るだけでも力強さが感じられるなぁ。 抜栓し、グラスに注ぐ…濃いめの黒紫色の液体。ふんわりと甘い果実や少しやんちゃしたような還元的ニュアンス。そして一口…おっ、これは実に力強くトルクフルな味わいだ。ガツンとくるなぁ。 プルーンやブルーベリー的な黒果実の味わい。湿りを帯びた腐葉土の要素に納屋チックな還元的ニュアンス。黒コショウや革の風合いも感じたり。うーん、何というかガツンとした旨味も十分あるけど、雑味がちょい多いような、そんな感じがする。良い意味でのザラつき...決して悪口ではなく、印象の話ではあるのだけど。 うん、確かに肉に良く合うと思う。今回のハンバーグ、結構肉自体の風味がしっかりしてるのだけど、それとホントよく合う。ハンバーグ食べたら、ついついワイングラスに手が伸びがち。これはハンバーグもいいけど、もっと肉肉しいステーキやハラミなんかと合うんだろうなって感じ。手の込んだ煮込みよりはダイレクトに焼いただけの肉って感じかな。 イタリアの焼肉屋…そんなのないか？でもあったら是非って感じで。ごちそうさまでした！

リゾットに合いますよ、と

エミリア ロマーニャのバルベーラ。 ナチュラルな豆の香り。 タンニンはしっかり。酸味もしっかり。力強いイタリアの味わいに落ち着く感じ！

@vinoevin

この店では定番のクローチ。 これはしっかり目。

この味のバランスの良さ、好きですね｡｡

香りが豊かで面白い。