Cap Maritime Pinot Noir
カップ・マリタイム ピノ・ノワール

3.36

6件

Cap Maritime Pinot Noir(カップ・マリタイム ピノ・ノワール)
味わい
ボリューム軽い
重い
タンニン控えめ
強い
甘みドライ
甘い
酸味まろやか
シャープ
果実味スパイシー
フルーティ
香り
  • クローブ
  • ブラックチェリー
  • ラズベリー
  • ブラックベリー
  • 杉
  • カンゾウ
  • 紅茶
  • カラメル

基本情報

ワイン名Cap Maritime Pinot Noir
生産地South Africa > Western Cape > Cape South Coast > Walker Bay
生産者
品種Pinot Noir (ピノ・ノワール)
スタイルRed Wine

口コミ6

  • 2.5

    2024/02/04

    (2019)

    価格:7,000円 ~ 9,999円(ボトル / ショップ)

    2019 ブーケンハーツクルーフ キャップ・マリタイム ピノ・ノワール アッパー・ヘメル・アン・アード・ヴァレー ウォーカー・ベイ ウェスタン・ケープ/南アフリカ 金曜日のワイン。 2月2日は「南アフリカワインの日」。 1659年2月2日、初代ケープタウン総領事のヤン・ファン・リーベックが「ケープのブドウから初めてのワインが作られた」と日記に記していることから、「南アフリカワインの誕生日」として制定された記念日だそうです。 誕生日のお祝いとして開けたワインは、「7つの椅子」シリーズなど世界的に高い評価を得る、ブーケンハーツクルーフが新しく始めた、(今のところ)ブルゴーニュ系品種専門のプロジェクト「キャップ・マリタイム」のピノ・ノワール。 シリーズ名のCap Maritimeは、「海の王者」とか、「海洋性気候代表」ぐらいの意味でしょうか? 彼らの本拠地は、やや内陸部のフランシュックにありますが、キャップ・マリタイムのシリーズは、冷涼な海洋性気候のウォーカー・ベイのサブリージョン、南アフリカで最高のシャルドネとピノ・ノワールを産み出す、アッパー・ヘメル・アン・アード・ヴァレーに新しく畑を購入し、始まりました。 シャルドネ、ピノ・ノワールともに、vinicaへの投稿は2017ヴィンテージからですから、本当に始まったばかりですね。 さて、こちらがそのピノ・ノワールです。 ひと言で言えば「強いピノ」(苦笑) 見た目も強い! 香りも強い‼︎ 当然、味わいも強い!!! 強×3、f f f(フォルテッシシシモ)です(苦笑) 外観は、クールな透明感がありますが、ピノ・ノワールとしては、かなり濃い色合いで、鉄っぽさを感じる黒みを帯びたルビー。 香りは、熟したブラック・チェリー、甘酸っぱいサワー・チェリー、チェリーリキュールやチェリーブランデーのような、アルコール感を伴った強いチェリーのエキス感。 硬い石、鉄、黒いスパイス、紅茶、香水チックなウッドノート…すべての香気成分が、鋼のような強い意志を持って香っているような印象を受けます。 口あたりはとてもソリッドで、なめらかでしなやかなタッチを感じさせながら、舌や口蓋をパチンと弾くような触感があります。 きめが細かく、キレイに溶け込んだタンニンと、硬く結晶化した印象のミネラル成分が、堅牢なフレーム構造をつくっていて、ボリュームのある果実味が、ガッチリ組み込まれている感じ? 酸も強いですが、他の味覚要素が強烈過ぎて、あまり目立たず、脇役に徹しながら、全体に睨みを効かせているようです(笑) 非常に強度が高く、とても旨みの強い、エキシィな味わいで、たいへん美味しくいただきました。 あ、当然ながら、余韻も強く、長く続きます。 ところで、年明け早々に「2023年版ソムリエ教本」がJSAのECサイトで安売りされていて、思わず購入してしまいました。 今回のレビューに登場する、「アッパー・ヘメル・アン・アード・ヴァレー」の詳細を確認するため、早速引っ張り出してみたんですが、あまりに分厚くなっているので驚きました。 私がWEを受験した、7年前の2016年版と比較すると、その差は歴然! 2016年版→586ページ 2023年版→862ページ なんと147.1%の増加率‼︎ ページベースでは、およそ1.5倍の情報量になっていると、推定されるわけです。 近年、受験された方が、口を揃えて「覚ることが多過ぎて大変」と仰る理由がわかりました…。 それにしても、「南アフリカワインの日」のおかげで、思わぬ気づきが得られました(苦笑)

    カップ・マリタイム ピノ・ノワール(2019)
  • 4.0

    2022/05/09

    (2017)

    アフリカー試飲会 13番目 ブーケンハーツクルーフのカップ・マリタイム ピノノワール2017 前にも試飲会で飲んだことがあり、2019年7月に投稿していました。 7つの椅子シリーズも素晴らしいけど、このピノもさすが! ワイナリーはフランシュックにあるが、ブドウはアッパーヘメルアンアードのものを使用 除梗したものと全房を天然発酵後、バスケットプレスにてプレス フレンチオーク古樽でマロラクティック発酵を経て16ヶ月熟成 チェリージャム 黒紫系の果実味 トーストも アルコール14% 柔らかだけど力強いピノ 6千円を超えるヾ(o゚x゚o)ノ  ↓ 官能的でフレッシュ、なめらかで、美しくエレガント、ブルゴーニュとはまた異なったタイプのピノノワールですが、上手くテロワールを反映した知性ある醸造を感じられるワイン。 <メーカーコメント> 2017年は、生育期間における日照時間が豊富で、結果、収量及びフレッシュなフレーヴァーと熟度が適度に得られました。収穫後は、小さな箱に入れられ、ヘメル・アン・アルドの畑からフランシュックの醸造所までリーファートラックにて運ばれます。その後、注意深く選別され、品質の高いブドウのみコンクリート製のファーメンターに移されます。一部のブドウは除梗されます。自然発酵が行われ、バスケットプレスにて225Lのフレンチオークに移動されます。その後、低温で発酵を続けながら16か月間熟成されます。

    カップ・マリタイム ピノ・ノワール(2017)
  • 4.0

    2020/12/29

    (2017)

    ラズベリーを中心とした果実香に、カラメルやクローブ、燻した木材がバランス良く香る。口に含むと濃縮したベリー系の果実味にはっきりとした酸、軽くカラメル的なほろ苦さが広がる。ピノとしてはしっかりしたタンニンが余韻に収斂感を与える。

    カップ・マリタイム ピノ・ノワール(2017)
  • 3.5

    2019/07/16

    (2017)

    南ア試飲会 マーク・ケント氏の新プロジェクト、キャップ マリタイムのピノノワール ブドウはヘメルアンアード産 『ブドウはアッパーヘメルアンアード産。一部は除梗し、残りは全房で天然発酵。フレンチオーク の古樽に移し、16か月熟成。ミネラルを感じ、ピュアで豊かなブドウの風味を楽しめる。』 果実の甘さを感じ、酸もやや低め うーむ(´v_v`) シャルドネが極上だっただけに、少しがっかり 飲み直して再評価したい

    カップ・マリタイム ピノ・ノワール(2017)
  • 2.5

    2022/04/03

    カップ・マリタイム ピノ・ノワール
  • 3.0

    2021/12/14

    (2017)

    カップ・マリタイム ピノ・ノワール(2017)