Campo Eliseo Rueda
カンポ・エリセオ ルエダ

3.00

1件

Campo Eliseo Rueda(カンポ・エリセオ ルエダ)
味わい
ボリューム軽い
重い
タンニン控えめ
強い
甘みドライ
甘い
酸味まろやか
シャープ
果実味スパイシー
フルーティ
香り
  • 赤リンゴ
  • マスカット
  • 蜂蜜
  • 白い花
  • ミント
  • トースト

基本情報

ワイン名Campo Eliseo Rueda
生産地Spain > Inland Region > Castilla y León > Rueda
生産者
品種Verdejo (ヴェルデホ)
スタイルWhite Wine

口コミ1

  • 3.0

    2017/07/07

    (2013)

    ジャックとフランソワのリュルトン兄弟、ダニーとミッシェルのロラン夫妻は度々スペインのトロを訪れ、以前からトロがワイン生産に優れている事に非常に興味を持っていました。そしてトロで最高のワインを造ることにしたのです。リュルトン兄弟とロラン夫妻の共同経営で始まったこのプロジェクトは、わずか4ヘクタールの畑で約1000本の生産からスタートしました。 【トロ地区の歴史】 トロは小さなワイン生産地域でポルトガルとの国境近く、マドリッドの北西ザモラ地方に位置します。1987年にDOに制定されましたが、ワイン醸造の歴史は古く、中世の頃、サンティアゴ・デ・コンポステラへの巡礼のきたルートにあり、その頃から力強いワインの産地として広く知られていましたが、近年、トロは皆から忘れ去られてしました。しかし90年代に始まったスペインワインの品質向上によりリベラ・デル・ドゥエロでは生産量が伸び、葡萄が慢性的に不足する状況になりました。そこでリベラ・デル・ドゥエロの生産者達は良質の葡萄を求めてトロへ向かったのです。そして、トロ・ワインのポテンシャルの高さが再び広く知られる事になりました。 【トロ地区の気候】 トロは大陸性気候で、そこで育つ葡萄はワインには最適なものになります。夏の昼間の気温は36℃まで達する事がしばしば有り、夜は15℃まで下がります。そして秋から冬にかけての降雨量は600~700mmと非常に少ないのです。 【トロ地区の土壌】 トロには限定されて2つのゾーンが存在します。 一つはドウロ川の急に曲がった左岸の沖積土に丸石が混ざった土壌のゾーン。もう一つはドウロ川の右岸。右岸は大きな高台が形成され川に突き出した形になっており、砂地、砂利が4~5m深くあり、その下の層には粘土が有ります。この粘土が冬に降った雨を保水しています。彼らは後者の土壌を選びました。なぜなら、後者の土壌は保水力があり、葡萄の熟成と凝縮感を促すからです。この畑の葡萄は樹齢が古くまばらに(畑が古いので、樹立密度が高くない。)ゴブレット式で植わっており、自然に収穫量は抑えられ、品質の高い葡萄が得られます。これらの葡萄の木はとてもあらゆる厳しい自然環境(病気、害虫、干ばつ)にも強く育っています。勿論、冬、葡萄の木の剪定は念入りに行います。剪定後はトリートメントの使用は必要最低限に留めます。 結構しっかりした味わい深いワインでした!白ではこのワインがウナギに合うかな…

    カンポ・エリセオ ルエダ(2013)