Antonio Ferrari Il Barone 54

外観はレンガ色がかった深いガーネット。色だけ見るとまだまだいけそうなイメージ。 アルコール度数、粘性共に高そう。酒税強化みたいな感じ。ディスクが厚いので15％→16％！？ 香りは…シェリーのような香りがまずしっかり来る。くるみや樹脂、ドライフルーツや枯れ葉のような香りが主体的。糖蜜、醤油。ソトロン…だけじゃないような気がする。 味は…おお〜…やっぱりシェリーが強い…。甘味が程よくしっかりしている。プリミティーヴォだからだろうか。酸味はやや有り、余韻は長い。 酸化熟成が強い。 …という感じです！実はこれ、親の還暦の誕生日に兄が買ったものなんですが、飲む機会が無くて暫く放置(と言っても床下にですが)されていたようです。リコルクはされています。抜くのは簡単です。 味わいはシェリー、マルサラのようなワインだと思っていただければ…。 ただ全く果実味が枯れてないのはすごいと思いました。Alc度数が強かったからでしょうか。すごいですね。狙って造ったんでしょうかね…。 67年のワインですからね！この味わいは味わいで貴重な体験でした！果実味は生きてますし！うまく年取ったな！

54年のワインと言うことでしたが、ほんまかいな。甘み・アルコールボリュームから酒精強化ワインかと思った。全然枯れてもいないし50年後に飲んでみたい