Antoine Lienhardt Côte de Nuits Villages Les Plantes aux Bois
アントワンヌ・リエナルト コート・ド・ニュイ・ヴィラージュ レ・プラント・オーボワ

仏ブルゴーニュ、アントワンヌ・リエナルトの「2018コート・ド・ニュイ・ヴィラージュ・レ・プラント・オー・ボワ」です。 すこしだけ透明感のある赤い色調。 香りにはストロベリーとチェリーに、アーモンドや湿った草。 還元を思わせる硫黄のニュアンスも。 味わいの果実は赤くて熟した果実。 ほどよく濃厚さがあり、少しの苦味を伴っています。 周囲を包んでいる溌溂とした酸味。 口当たりは柔らかく、でも少しザラ付きがあって、フィルターが控えめな印象。 時間が経つに連れて、なぜか黒果実の香りに変わり、味わいにも苦味が目立ち始めました。 エレガンスはなく静かに黙っていて、むしろやさぐれたような印象。

仏ブルゴーニュ、アントワンヌ・リエナルトの「2018 コート・ド・ニュイ・ヴィラージュ・レ・プラント・オー・ボワ」です。 濁りのある赤色の色調。 香りにはラズベリーと少しのオークと出汁。 少し馬小屋の感じも。 味わいの果実は赤系果実。 酸味がとても豊かで、渋みも感じます。 舌に感じるくらいの粒状感。 苦味を伴った果実味。 ちょっと湿っぽく、暗く静かな印象のワインです。

アントワンヌ・リエナルト・コート・ド・ニュイ・ヴィラージュ・レ・ブラン・オー・ボワ2019年を頂きました。 2011年創業、2015年からビオディナミに変更で、2018年から全てのワインでエコセール認証獲得の若手自然派の造り手です。 少し青紫掛かった濁りのあるライトなルビー色。 小粒のスパイシーなベリー香にアースやローズ、紅茶系のアロマ。 スパイシーでチューイーな美しい果実味。エンドに少しビターなミネラル感を感じ、全体的に少し土っぽいテロワール感も感じます。 前に頂いた他のキュヴェやブルゴーニュ・ルージュに比べて抽出感派少なく、少し酸味が立っている印象です。 翌日は少しワイルド感のあるストロベリーやシナモンを感じ、もう少しビオさが全面に出てきた感じです。