味わい |
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香り |
ワイン名 | Alysian Pinot Noir Singler Vineyard Hillside Selection |
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生産地 | USA > California > Sonoma |
生産者 | |
品種 | Pinot Noir (ピノ・ノワール) |
スタイル | Red Wine |
2022/05/28
(2010)
価格:5,000円 ~ 6,999円(ボトル / ショップ)
2010 アリシアン・ワインズ ピノ・ノワール シングラー・ヴィンヤード ヒルサイド・セレクション ロシアン・リヴァー・ヴァレー ソノマ・カウンティ カリフォルニア/USA 水曜日のワイン。 日曜〜月曜日に凄まじいワインを立て続けにいただいた後のリハビリ(?)ワイン。 アリシアン・ワインズのピノは、同じ2010年のフラッドゲート・ヴィンヤード・オリジンズというシングル・ヴィンヤードものをいただいていますが、これは隣接するシングラー・ヴィンヤードのもの。 標高はフラッドゲートに較べて30メートルほど高く、非常に急峻な東向きの斜面につくられており、栽培はすべて手作業で行われているそうです。 外観は、ボルドーライクな密度感のあるガーネット。ブラッドゲートもピノらしからぬ見た目でしたが、こちらはさらに濃い感じです。 香りは赤果実と黒果実のバランスの取れたベリー・ミックス。やや、甘い感じの黒果実寄りでしょうか? 全体に落ち着いた感じで、よく熟れた感じです。 微かにシナモンやリコリスなど、スパイシーさも入りますが、比較的シンプルな印象。 口に含むと、酸の刺激は控えめで、濃度の高い旨みを感じます。 収穫から12年という経年の割にはフレッシュさが保たれていて、キレイな果実感のある味わい。 濃い旨みが引っ張る余韻は長く、微かにほろ苦さが残ります。 とても良いワインだと思いますが、週の初めに凄いワインを飲み過ぎたせいか、目の前のワインにフォーカスし難い状態が続いていて、ここ数日、日本酒とかウィスキーに手が出やすい状態が続いています(苦笑) この状況に合わせて聴きたくなったのは、カサンドラ・ウィルソンの「奇妙な果実 /Strange Fruit」。 彼女の「奇妙な果実」は、1995年に録音されたグラミー賞受賞作『ニュー・ムーン・ドーター/New Moon daughter』(1996年リリース)と、2015年のビリー・ホリデイ生誕100周年記念トリビュート盤『カミング・フォース・バイ・デイ/Coming Forth by Day 』(2015年)のふたつのアルバムに収められていて、かなり性格の異なるアレンジですが、甲乙つけ難い名曲です。 今の気分には、よりエッジの立った仕上がりの1995年録音の方がより相応しい気がします。 飲んでいるワインが、こんなにゴツゴツ、重く、鋭く、強靭なのか?というと、むしろその真逆のスムーズで洗練された味わいなのですが、「strange」な印象が何故か共通しています。 この曲を聴きながらワインを飲んでいる時の心象風景を言語化すると、「破壊の後の美しさ」か、「美しさの後の荒廃」という、似ているようで少し違うふたつの表現になりますが、それが何を意味しているのか? 自分でもよくわかりません。 ただ、なんでもない時にこのワインを飲んでいれば、こういうレビューにならなかったのは確実です(笑) 結局、何が言いたいかと言うと、ある種の覚悟を持って飲まなければいけないワインがあるということを、ひとつ前のポストのワインで学んだ気がします。
2022/04/17
(2011)
コルクが脆過ぎてたまげた。注意書きがあったが、誰も開けられんよ、コレは。 茶漉しでデキャンタに中身を移して頂きました。ピノらしいスッキリとした、シュッとした感じながらも果実味、丸さがある。 余韻が長くゆっくり頂ける。
2021/12/03
(2011)
ロシアン・リバー・ヴァレーを世界的に有名にした立役者と言っても過言ではなく、 ソノマ屈指のヴィンヤード、ロキオリのブドウをゲイリー・ファレルが醸造 2011年とは思えないアタックのフレッシュさ ただ飲んでると懐かしさを感じる哀愁も感じる 奥深いワインだなぁ
2023/09/12
2023/08/29
(2011)
2022/10/17
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(2011)
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2021/01/31