小布施ワイナリー Dom. Sogga Vin Sans Chimie Tannat ムラサキ第五農場
ドメーヌ・ソガ サンシミ タナ

アイラブ小布施さん♡（©︎AI♪さん）：その26 2012 小布施ワイナリー ドメイヌ・ソガ ヴァン・サン・シミ タナ リューディ・ムラサキ第五農場 小布施 長野/日本 本日は、マンションの管理組合の理事会があり、総会直前の諸々確認作業などで疲労困憊後、自宅に戻ると娘がボルシチを作ってくれていました！ ナイスボルシチ♥(笑) ボルシチに使ったビーツの甘さとの足し算引き算（どっち？・笑）で小布施のちょっと古いタナを合わせてみました。 このワイン、一度レビューをアップしていますが、その時と印象はさほど変わりませんので、詳細は割愛。 満開の紫の花の香り、引き締まった黒さを感じる果実の風味、涼やかな風のような上品なミネラル、カーボニックな硬いタンニン、しなやかで贅肉のまったくないスリムなボディ。張り詰めたテンションの高さがそのまま美しさとなっているようなワインですね。 合わせた音楽は、素晴らしいマリンバによるバッハを聴いてファンになった加藤訓子のスティーブ・ライヒ、『クニコ・プレイズ・ライヒ』。 現代音楽というジャンルは敷居が高そうと敬遠される方も多いと思いますが、もったいないですよ。このライヒも、ただただ美しい傑作アルバムです。 鋭いパルスのようなフレーズが微妙な変化と揺らぎを伴いながら繰り返されることで生まれる美しい旋律！ 柔らかなマリンバやスティールパン、少し硬さを感じるヴィブラフォンなど多彩なパーカッションの音色がライヒのマスターピースを色彩豊かなものにしています。 余分なものが削ぎ落とされた、美しさの結晶のような音楽とワイン。シンプルな美しさを極めたもの同士、波長がピッタリ合っている感じで、共鳴を超えた共振によって、魂を揺さぶられるような深い感動を覚えます。いいですよ、この組み合わせ☆

アイラブ小布施さん♡（©︎AI♪さん）：その19 2012 小布施ワイナリー ドメイヌ・ソガ ヴァン・サン・シミ タナ リューディ・ムラサキ第五農場 小布施 長野/日本 1月3日の夜中に抜栓して今日が3日目。小布施のタナ、初めていただきます。 抜栓して気付きましたが、この年はまだ普通のコルク栓だったんですね！ 外観は、グラスの向こう側が見通せない黒みを帯びた濃いガーネット。ラルムはぼってりと浮き上がって立体感があります。 香りは、スミレ、ラズベリー、ブラックベリー、ブラックカラント、ミルク、インク、甘いスパイス。 とても洗練されたエレガンスを感じます。複雑なのにシンプル、シンプルだけど複雑さを感じる香りで、タナってこんな品種？ 素朴な疑問が湧き上がります。 これは、予断を持って香りを取るとめちゃくちゃ焦りますね（笑）予め用意しておいた答えがまったく当てはまらない、ブラインドでは正解者ゼロなタイプのワイン♪ 味わいは、とても気持ちの良い酸と果実味。メタルではなく鉱物的なミネラル感。冷涼感のある旨味もあって、これは半端なく凄いです。 ほかの小布施ワインと共通する香味がありますね⁉︎ これは、実に美味しいワインです。 ワインで香水を作ったらこんな感じ？なんて思ってしまいました。 理由が自分でもよく分からないのですが、このワインに合わせた音楽は、実に久しぶりに聴くエレクトロニカ！ レイ・ハラカミの『わすれもの』というCDなんですが、どこか歌うような、柔らかくて懐かしい匂いのする電子音（シンセサイザー）による作品集です。 最初からアルバムとして作られたものではなく、1989～2006年にかけて作られた未発表曲10曲の、いわば寄せ集めのアルバムなんですが、とても統一感のあるドリーミングな世界。 夢を見るような美しいワインと浮遊感のある優しい音楽が寄り添って、当然のように寝落ち=気絶してしまいました（笑）☆

タナ種のブドウのワイン初めて飲みました、落ち着いた重厚な深みがとてもいい。日本のワインとは思えない。

新年にぴったりな華やかさと広がり！

タナっ⁉︎て驚きます！ こいこい感は全くなくて日本ワインの優しさを感じます。

ビターチョコの様なほろ苦い味わい＼(^o^)／