大和葡萄酒 Qvevri 甲州クヴェヴリ 壺仕込み

甲州が見事に化けた感じ。悪くない。クヴェヴリ特有の紹興酒みたいな複雑な風味。

甲州クヴェヴリ2019 大和葡萄酒 物珍しさで買ったもの。一部ではジョージアワイン、クヴェヴリでの醸造が流行っているとかいないとか…。そもそも飲めるところ探すのが大変。 色は輝きあるがインクルージョンを含み霞んだトパーズ（やや淡めのオレンジ）、粘度やや軽め。 香りはふくよかな濃縮感のある印象の果実味、丸みを感じる熟感…完熟味のある梅のようなニュアンス。こういう梅酒があるような…。プラム、黄色い花。香りの濃縮感から熱というかアーモンドの皮のような渋み感、プラスで若干イースト。 イースト香って、焼く前のパン種というかドライイーストをお湯で解いたときの香りで良いんだよなぁ…焼いたパン（トースト香）は別で取る訳だし。 アタックはややしっかり、甘みはソフト、酸味は溌剌とした中等量、ややタンニン味のような抵抗感を歯裏に感じる。口内に重みがありドライ。香りと同様に、甘みを抜いた梅酒のニュアンス。 あまり冷えすぎてないほうが香りがふくよかで渋みも強まらずに良い感じ。 まったく関係ないけど、アーモンドも梅も同じバラ科サクラ属だけど香りとして共通する要素を持っていたりするんだろうか…。同じ物質でも量のバランスによって香りが違って感じる面もあるし…。インドールやスカトールは排泄物の香りの一部だが、オレンジの花やジャスミン、薔薇にも存在して薄めればそのように香るという。 アーモンド香=ロースト香はメイラード反応により発現・強化されていて「樽香」と表現されるけど、アミノ酸やたんぱく質と糖が結びついてメラノイジンや香味成分を生成しているらしい。 ①葡萄の過熟②酸化熟成③軽微な熱変性からアミノ酸と糖が結合した物④樽香は果たして香り物質として起源を見分け（嗅ぎ分け）ができるんだろうか…ソトロン、フルフラール、ピラジン類、コハク酸ジエスチル等らしいが…。 酸味も熟成の中でコハク酸やリンゴ酸がモノエチルエステルに変化するので、どこまで行っても「見た目・香り・味わい」の全体像の中で推理していくしかないんだろうけど。調べれば調べるほど分からん…。

厚みがある感じ。 ブランデーライク。

甲州クヴェヴリ 壺仕込み2018 ジョージアの伝統技法素焼き壺@クヴェヴリに甲州を漬け込んだちょっと異色な感じのするワイン 初めに養命酒のような香りがくる、思わず身体に良さそう。。とか思ってしまった。 一口含むも独特な味わい、やはり薬膳の感じが。後味に苦味とやや酸味 頂きものの伊勢海老との相性もいい感じ、海老の甘みに薬草の苦味が薬味のようで美味しく頂けました。

ハギーワインのオレンジワイン。昨年山梨に行った時に購入。かなり濃い黄色。ボディは厚く、洋梨、花梨や胡椒の香り、果実の旨味と皮の苦味もしっかり感じられ飲み応えあり！出汁や塩味の効いた日本食に合うね。クセのあるワインだが好きです！

何だろうクヴェヴリ、と思ってたとこですが。紐付け検索してみたら、海外のジョージアのワインとかが出てきたので。あー、甕？ん、壷？まぁいいや。八ヶ岳に遊びにきたのでエノマティックで色々と試し飲みしました。全て少量での試飲です。 これが１つ目。濃縮葡萄ジュース、酸味がしっかり、味も濃い目。さっぱり甲州とは一線を画すような一本ですね。

オレンジワイン。 写真を撮り忘れましたが、グラスに注ぐと確かに薄いオレンジ色で綺麗。 グルジアでワイン作りに使われる素焼きのワイン壺で作った、生産本数限定ワイン。 購入価格4000円くらい。 ここのワイナリーは、勝沼に行くとほぼ毎回立ち寄るのですが、試飲しながらワイナリーの方とのおしゃべりが楽しい。 いつもは2千円台までのものしか買わないようにしているのに、話しをしていたらつい予算オーバーのこちらを購入してしまった^^;

以前買ったポルトガル産の、オレンジワインがすごく旨口であっさり飲みきってしまった。 こちらもそうかと思えば、ちょっと重たい。 甲州もこんな変わるのかとびっくり。 アルコール感も結構あるので、時間をかけて少しずつ飲みたい。 ただ、オレンジ全体に言えるけど、香り2味8で辛口とくれば飽きずに止まらない味なのは確か。